とんでも記事を発見。
時給200円で働かせるなんて、本当かよ！？と、目を見張る内容です。
記事にある広告を見ると、どうも日本人ぽくない文章ですね。この制度をちょっとかじったことのある組合であれば、このような文章で営業活動するのを手控えるはずです。
労働力として技能実習生の受け入れをおすすめするのは完全なるNGです。
安い、休まない、人手不足の解消などと…。この広告が本当に組合のものであるのならば、酷いものです。酷いなんてものじゃない。そもそもこの時代にこんな組合がまだ残っていたなんて…。技能実習制度が始まった黎明期にはありましたよ。法改正を重ねる度に、この手の悪徳組合は相当減少したのですが、平成10年代半ばの悪行組合の残りカスのような輩がまだ存在しているんですね。
う～ん・・・。
ブローカーかもよ？
これを組合のものだとするのにはどうも納得がいきません。
「組合」と書いてあったとしても、実態はブローカーではないでしょうか？とにかくメチャクチャな文言ばかりが踊っていますよね？時給200円だ、個人所有の携帯電話禁止、パソコンの使用禁止、恋愛禁止などは、まさしく人権侵害にほかなりません。
なぜブローカーのようだと感じるのかというと、
「何が何でも技能実習生を入国させてしまえばこっちのものだ」
文章からはこの感情しか読み取れません。入国した瞬間に大喜びするのは誰か？
それはブローカーなんですね。入国したら後は野となれ山となれ。失踪しようが中途帰国しようが、受入企業が法律違反をしようが、派遣機関からキックバックをせしめられればそれで報酬が得られます。
失踪者が頻発している企業にも関わらず、新規入国者は絶え間なくやってくる。
こんな仕事をしている組合は非常に怪しいです。組合職員の皮をかぶったブローカーです。人材派遣会社や他の仕事をしながらブローカー行為をしている輩も酷いですが、組合職員に化けてブローカー行為をしている輩は最低です。
一般人は技能実習制度は奴隷制度だ、組合や企業が悪いことばかりしていると思っています。一部の団体についてはそう言えますが、この制度の裏では、リスクを犯さずにキックバックをもらい大金をせしめている輩がいます。排除するのは非常に困難ですが、厳罰化とメディアがこのようなブローカーにもっとスポットを当てるべきです。
入国したら儲かるのは外国人技能実習機構もそうですけどね。いや、入国前に儲けているんですね。入国手続を受け付けた時点で3900円/人もらえるわけですからｗ
