機構は恥を知れ!!失踪をなくすには監理団体へのキックバックを取り締まれ!

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長文記事を書き上げました。しかし、外国人技能実習機構の体たらくっぷりは目に余るものがありますな。

外国人技能実習制度を縮小するために真剣に考えてみた キックバックもらっている奴を潰すべし!

先日の記事に書いたとおり、監理団体らが派遣機関からキックバックを巻き上げることによって、そのしわ寄せが技能実習生に行ってしまい、出国にあたって借金して多額の費用を派遣機関に支払う。日本で実習しても思うように稼げなくなり失踪する。諸悪の根源は監理団体らが受け取るキックバックなんです。

マージン、キックバックと呼ばれる物がはびこっていたのは、JITCOだって入管だって知っていました。以前うちの組合に勤めていた幹部がキックバックを受け取っていた疑惑があり、どうしたものかと入管、JITCOに相談しに行ったことがありました。明確な証拠がない限りはどうしようもないのが実情です。

このようなキックバックをガンガン取り締まらなければならないのが、新設された外国人技能実習機構であるはずです。失踪防止、不正行為の撲滅、健全な外国人技能実習生の受入れを行う。監理団体や実習実施者の取締りを行うため。


  • 多額の税金を投じ、鳴り物入りで設立した外国人技能実習奇行。
  • 厚労省の天下り機関として設立した外国人技能実習奇行。

ところが、厚労省の天下りや出向者の集まりなので、技能実習事業の経験もなく、監理団体からの生の声にろくな対応もできず。法律を多少暗記した程度の机上の空論でもって、制度を維持しようとするものだから、現場の人間からすると何がどう間違ってこんな連中が制度の中心にいるのかが全く理解できません。機構ならぬ「奇行」だ。

仕事は遅いし、何のかんの言いながら何でもかんでもたらい回し、地方事務所にぶん投げる。何故にJITCOや入管からも職員を呼ばずにド素人集団で外国人技能実習機構を設立したのか?その答えは簡単。厚労省の利権確保。制度を真っ当に運営したい、健全な受入れを行いたい、失踪を防ぎたい。監理団体、受入れ企業、実習生がwin-winの関係になってほしいなんて事は、自分たちの利権と比べたら二の次、三の次。さんざん制度をいじくり倒してこの有様。

まあ、奇行の役割については後日別枠で書くとして。

彼らの平成29年12月14日付の「送出機関との不適切な関係についての注意喚起New」を見て笑ってしまいましたよw

テレビ東京の「ガイアの夜明け」で報道にあったような行為が事実であるとすれば、技能実習制度全体に対する不信を生み出す、あってはならないものです。

ですってよww

アホかと。

「このような事実を報道によって知った」なんて、よくもいけしゃあしゃあと言えたものです。恥ずかしくないのですか?ソースが地上波ですよ?外国人技能実習制度を取り仕切る立場であり、派遣機関や実習実施者、監理団体の受入れの是非をさばく機関が、地上波でこの事実を初めて知ったのです。

仕事しない外務省の日本大使館みたいじゃないですか…。
カナダ、アメリカでの自分たちの管轄区域でChina系、朝鮮系の住民が慰安婦像を建てようとしている動きを「新聞の報道で初めて知った」とのたまう外務省職員。民間人はすぐに察知して反対行動を起こしているというのに。奇行の連中はこいつらとかわりありません。


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この注意喚起なる文書を見てみましょう。

監理団体が監理費に該当しない金銭を、送出機関を含む技能実習の関係者から受け取った場合(ex 監理団体が送出機関等からキックバックを受け取った場合)は、監理団体の許可取消の対象となるほか、罰則も適用されます。

監理団体と送出機関の間で、技能実習生が日本で失踪などをした場合について、送出機関が監理団体に対して違約金等を支払う旨の契約がなされる場合については、下記説明のとおり、技能実習法の主務省令に違反するものであるため、技能実習計画の取消などの対象となります。

http://www.otit.go.jp/files/user/docs/291218-06.pdf

という訳なのですが…。
もっと踏み込まないと駄目でしょう。監理団体の人間、特にブラックで法律無用の連中は基本的にルールブックを読みません。本当に悪どいやつはルールブックを熟読して法の穴を抜けようとしますが、キックバックに関してはやったもの勝ちの状態なので、ルール無用です。

わかりやすく書くべきです。

  • キックバックは悪いことですよ~。
  • 法律違反ですよ~。

と書いてあるだけです。そんな事は子供でもわかる。

キックバックがいけないことは常識です。わかりやすいように詳細に注意喚起すべきです。

  1. キックバックを支払わせることでどんな弊害が起きているのかを詳細に書く。
  2. キックバックは派遣機関ではなく技能実習生が支払っている事。
  3. その為、多額の出国費用を支払っていること。
  4. 費用を払うために借金をして日本に来ていること。
  5. 低賃金だけが原因ではなく、給与がそこそこ良い状態でも借金が多額のため、より稼げる場所で働く必要がある。それで失踪する。
  6. キックバックを渡している派遣機関は、監理団体に対して素っ気なくなり、真摯に対応しなくなる。実習生から費用をもらっているとは言え、渡す額によっては派遣機関の売上にマイナス担っている。トラブルが起こっても対応しない。良い実習生を選抜する努力を怠る。
  7. 結果的に失踪が頻発し、その他トラブルが頻発し監理どころか受け入れの体をなさなくなる。

技能実習制度の崩壊につながるのがキックバックの授受ですよと


機構の人間へ

機構ホームページ:http://www.otit.go.jp/

本気でこの業界でやっていくのなら、監理団体や実習実施者、現地の派遣機関を回って事情聴取しろ。証拠がなかったとしても、監理団体から漏れ聞こえてくる声を掴んで、キックバックの案件ついて真相究明に奔走しろ。まことしやかな噂程度でも、監理団体または監理団体の幹部宅にがさ入れぐらいしたっていいよ。

監理団体や派遣機関に内偵を潜らせて実情を把握し、キックバックをもらっている連中を取り締まれ。在日のベトナム人などを派遣機関の日本駐在として紛れ込ませて、情報を引き出せ。犯人を特定しろ。

特に、監理団体には幹部連中がほとんど外国籍の人間、あるいは組合職員の大半が外国籍のものもある。彼らは日本人以上に賄賂やキックバックをもらうことに何のためらいを持たない連中だし、悪習として根付いている場合が多い。

外国人技能実習機構のリンク先を貼っておいた。たまにはアクセス解析して、閲覧者がどのサイトを経由して自分たちのHPに来ているか調べてみろ。それで、このブログにたどり着いたら、全部の記事を読め。全部が無理なら失踪に関する記事だけでも全部読め。実地検査なんて地方事務所にやらせて(それだって実際は数少ないだろう)、本部はずっと書類とにらめっこ。こんなことでまともな制度なんて運営できるわけではない。百聞は一見にしかずだが、このブログを読んでほんの僅かでもいいから現場のことを勉強しろ。

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