技能実習生の仕事をしていて嬉しく思う時 企業担当者の成長

外国人技能実習生に関する仕事をしていて、嬉しいな、達成感を感じた時はいつでしょうか?
外国人労働者を流入させることについて、最近非常に疑問を感じながら仕事をしております。いわゆる営業の新規開拓を全く行っておりません。

しかし、このような疑問を感じる前、新規顧客の開拓をしていた頃は、受け入れの契約が決まった時は嬉しかったです。職種を問わず営業で仕事を取れた時は素直に嬉しいはずです。

外国人技能実習生受け入れを拡大するための手法7つ

また、

  1. 技能実習生が日本語検定に合格した。
  2. 技能実習生の仕事ぶりを評価された。
  3. 自分が企業担当者や経営者から評価された。
  4. トラブルを解決した時。

などでしょう。

最近嬉しい、やりがいを感じることは技能実習生受入企業の経営者、担当者が成長したなと感じた時です。偉そうな書き方ですが、受け入れたばかりの頃は外国人技能実習生に対してまったくの初心だったけれども、小さなトラブルや彼らと交流していくうちに、技能実習生に対して免疫がついて来た時です。

日本人は外国人に対して、どうしても「性善説」で望んでしまうんですね。
日本人のように相手の立場に立って考える、相手の言うことを素直に信じてしまう。特にChina人技能実習生からのダメ元の要望に対して真摯に向き合いすぎてしまう。

人によっては外国人技能実習生と接してるうちにスレてしまって、彼らに対して常に懐疑的だったり、厳しく管理するのみで優しい言葉一つかけなくなってしまうこともあります。

しかし、彼らを知ろうとする。彼らは企業の貴重な戦力であることを認識し、アメとムチをうまく使い分けて接していく。彼らの母国の歴史、文化を勉強する方もいらっしゃいます。

「彼らがこう言っているのは建前」
「この発言はダメ元発言」

この2つがわかるだけでも、相当免疫がついたと言えるでしょう。


小さなトラブルはむしろ歓迎?

いきなり技能実習生たちが刃傷沙汰を起こすのはNGですが、小さなトラブルを解決していくことで企業担当者は徐々に強くなっていきます。

  1. 実習生同士の口論、喧嘩 暴れる中国人技能実習生を強制帰国
  2. 技能実習生から賃上げアップの要求があった
  3. 技能実習生と現場職員との意思疎通がうまくいかない
  4. 残業時間、夜勤に関する質問 訳の分からない屁理屈をつけてくる中国人技能実習生

きちっと対応していくことで、企業担当者も揉まれて強くなっていきます。
技能実習生同士が殴り合いの喧嘩をしても、落ち着いて対応される方は、たくましいなあ。受け入れた当初とは全くの別人!?と、思うことがあります。

企業担当者が強くなってくると、外国人技能実習生に関する見方や考え方が一致してきて、管理の歩調が合ってきます。そうなればしめたものです。多少のトラブルがあっても、監理団体側に大きな手落ちが無い限り、長期間継続的に受け入れてくれるはずです。

中国人技能実習生について注意すべきこと

先日も書いたように、企業担当者を持ち上げつつ啓発していくことも大事です。
一人で管理しようとせず、企業担当者にパワーアップしてもらうよう働きかけることです。

「強くなったなあ。この人」

と、実感できた時にこの仕事の達成感を感じる今日このごろです。


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