広告を構成するには、封筒、パンフレット、申込書が必要になります。何を目立たせたいのか?お客さんにリアクションを取って欲しいのか?
私がおこなったのは、
- 封筒を透明にする
- パンフレットのサイズはA4。カラー。
- 申込用紙は白黒で地味に。サイズはB5。
まず、封筒については透明にします。
組合が常日頃使っている封筒を使うのもありですが、多分紙で出来て封を切らないと中身がわかりませんよね?宛先が書いてあるだけで、どんな中身かわからない。差出人も取引したことのない団体です。おまけに差出人は株式会社ではなく、協同組合です。中身を見ずに捨てられてしまう可能性が高いです。
パンフレットを魅力的な作りにするのはもちろんですが、過度な営業色を出すのはこの業界ではNGです。わかりやすく、実際受入れている企業の声、制度の概要を書くことを心がける。できればカラーで見やすくすることです。カラーだと費用がかさみますが、絶対にケチらないでください。
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申込用紙
申込用紙はパンフレットと較べてやや地味目にします。紙の色は薄い緑、青、ピンクが良いでしょう。絶対に濃い色は使わないでください。文字の色は黒で統一。フォントサイズは12以上にします。パンフレットのサイズと比べてB5サイズと小さくします。紙質もサイズも違う紙が入っていると、目を引きますよね?FAX返信用の簡単な内容にしてください。
業種によってイラストを使い分ける
前回の記事で、広告の発送先リストを作成する際、職種も分類するように書きました。
力を入れて営業をかけたい職種については、広告内容を少し変えるのも一つの手段です。パン製造、ハム・ソーセージ製造が対象であったら、ハム、パンなどのイラストを入れます。
広告はどんな内容にするか?に重きを置きがちですが、紙のサイズや色、厚さ、質感にも注意を払うようにしてください。受け取った瞬間のインパクトに訴えるのも反応率を高める手段の一つです。
さらに、申込書には一工夫を。
この用紙を手にした人に対して送るメッセージです。
「パンフレットの内容に興味があったら、是非以下の欄に○をつけてFAXください」
「担当の○○がFAXの前で待機中です」
「ペンを持ってすぐに返信の準備に取り掛かってください」
など、こんなこと言わなくてもわかることです。だから皆さん書かないんです。でも、具体的な行動として示されていると、人間は行動しやすいのです。
広告をいつ頃発送するか?
広告を発送するベストタイミングっていつなのだろう?私は広告を発送しまくっていましたが、反応率が高くなる時期ってあるんですね。
お盆休み、GW、年末年始休暇明けの一週間後に広告が届くようにする。よく言われていることかもしれませんが、意外と知らないんですよね。休暇後だと、気分一新。なにか新しいことを始めようと言う気持ちも強いし、仕事に対する積極性も上がっているからだと言われています。
逆に休み前に届いた場合はどうでしょうか?
「あと、2,3日で休みに入るし、どうせ営業の広告なんだから放っておこう」
では、休み明けすぐに広告が届いていたらどう感じるでしょうか?ただでさえルーチンワークに関する書類がどっさり溜まっているのに、わざわざ付き合いのない団体の営業資料に誰が目を通すでしょうか?封筒の山に埋もれたものを見ようなんて思いませんよね。