自分と絡みのあった担当者が飛ばされたり降格したり

私が担当している企業の担当者たち、技能実習生の監督不行き届きで降格、お仕置きの人事異動を受けてしまったことがあります。

担当者が技能実習制度や労基法を軽視し、労務管理も技能実習生の私生活の管理もずさんであったために、上層部の逆鱗に触れ降格処分となったケースは少なくありません。

技能実習生の失踪対応せず

技能実習生が失踪。この企業の実習生たちは女性。女性特有のいざこざ、いじめがあるにも関わらず、担当者はノータッチ。しかも、自分の好きな娘には依怙贔屓。食事に連れて行ったり、お小遣いを上げたり…。
実習生の失踪が出たにも関わらず、全く何もせずにすべて私に丸投げ。訪問指導、監査の報告、トラブル内容を担当者とその上司に伝えてきましたが、上司が社長に伝えたところお怒りになりました。降格同然の処分を受けて飛ばされました。

労務管理しない担当者

旧制度の頃。
技能実習生の残業時間が36協定の特別条項を超えてしまうことがあり、何度も注意してきました。文書でも伝えてきましたが、それでも改善なし。社長から改善をするよう注意を受けたにも関わらずに違反。こちらもそのたびに注意してきましたが、努力の甲斐なく改善しないので、止む無く入国管理局に報告。その企業は厳重注意処分を受けてしまい、社長が激怒。実習生担当者は常務でしたが、一気に平に。

この企業以外で労務管理ができずに担当者から外されたただけでなく、降格処分を受けた人は、他に2名いました。労務管理は技能実習生の肝の一つです。

 

実習実施予定表を守らない

必須作業をさせていないため、指導をしました。
最初の受け入れ条件と話が違い、現場には技能実習を行うに足る設備、材料、作業があるにも関わらず、関連作業や周辺作業ばかりさせていました。作業割合としては必須10%程度。

「こんな言葉のできない連中に任せるのは危ない」

ええ・・・?

話が全く違うので、何度も注意。彼の上司や社長にも相談し、数カ月後人事異動を兼ねた降格処分。

保身に走る割には、技能実習制度を軽視するよくわからない担当者だとこういうことが起きます。担当者と自分の二人だけで実習生の管理をするのではなく、担当者の上司や経営者を巻き込んでいかないとうまく回りません。

悪口を吹き込むのではなく、受け入れの現状、制度を社長らに理解してもらい、そのために善処してもらうよう働きかけることが大事ですね。コンプライアンス無視のろくでなし担当者にはうんざりです。

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