悪徳組合に明日を生きる資格はない!!

この仕事をしていて、同業者と知り合うことも多く仲が良くなると組合の汚点である不正行為の話をよく耳にします。

外国人技能実習生を300人程度受入れている組合なのですが、これがまたひどい。入管法や労基法なんてまったく無視して組合を運営されている理事長の話なんて、そのへんに転がっています。

悪行三昧!

外国人技能実習生から講習手当を搾取!

入国してから配属するまでの1ヶ月の日本語講習期間中、実習生に50,000円/人を渡していたそうです。このお金は受入企業が渡すものです。受入れている学校によっては50,000円のうち一部(10,000~20,000円)を食費として徴収するところもあります。が、この学校は食費も取らず、学費や食費その他雑費に関しても受入企業が負担しています。

それなのに、

  • 食費、通信費という名目で30,000円を徴収。
  • 更に、在留資格変更、期間更新の度に8,000円を徴収。
  • 30,000円+8,000円×2=46,000円

実習生の手元に残るのは4000円です。
不満が出るのは当然です。一昔前なら情報封鎖ができたのでしょうけど、今はPCはもちろんスマホも携帯している実習生がたくさんいます。日本語学校や出身国内での講習中に知り合った実習生と連絡を取れるので、自分たちが搾取されていることはすぐにわかってしまいます。

往復の飛行機チケット代も回収!

この組合は受入企業から実習生の渡航費用を回収しています。これは組合がまるまる回収。実習生たちは往復渡航費共に自己負担。これも完全にNGです。最低でも帰国分は企業または監理団体が担保しなければなりません。

 

受入企業の法律違反も見て見ぬふり!

  • 受入企業が36協定に違反しても無視!
  • 実習生に対する賃金の未払いがあっても一切無視!
  • 実習生が暴力を受けても平気の平左!
  • 実習生の宿舎が狭い。2DKの部屋に6人を住まわせて、大家からもクレームが来ているのに、何の対応もしない。

企業が法律違反をしても持ちつ持たれつの関係で、一切監理団体としての役割を果たさない。う~ん…。外国人技能実習制度が始まったばかりの黎明期にありがちだったスタイルです。こんな化石みたいな組合が未だにあるのか…と呆れ果てると同時に、大半の組合ってこんなものか…とも思いました。こんな組合があるから外国人技能実習生と聞くだけで「え?あの業界で働いているの?」なんて思われてしまうんですよね。

この組合の方、近々お辞めになるそうです。
イタチの最後っ屁じゃないけど、辞める間際に入管に暴露するんだとか…。
こういった組合は実習生の受入れ資格はないです。組合員も派遣機関からのキックバックで相当潤っているそうですし…だめだこりゃ。

航空券代とか講習手当を組合の懐に入れているようですけど、財務処理はどうやってるんだろう。税務署からの立ち入りでも崩壊しそうな組合ですね。入管はこんな組合を片っ端からぶっ潰していってほしいものです。

タイトルとURLをコピーしました