3号の技能実習生の給与をいくらまで上げれば良いのか?
規則通りに日本人職員と同等の賃金にしてしまえば間違いありませんが、いきなり日本人同等というのは、職種によってはかなり厳しいものがあります。
食品系、水産加工系などは、パート・アルバイトの賃金も各地方の最低賃金に毛の生えた程度ですので、実習生の賃金も彼らに合わせれば済むことです。
しかし、機械加工や溶接では、日本人職員の賃金が時給1300円以上という場合が多く、同等にするのは難しいです。2号の技能実習生の時給は900円前後。プラス200円をお願いしました。
ところが、企業担当者はご立腹。
「ネットでみたら技能実習生の賃金は、2号の時給の1割増でいいんじゃないか!なんで200円もあげなきゃならんの?」
外国人技能実習機構に確認したところ、
「賃金に関しては雇用者と被雇用者間で同意が取れていればよろしい。同等の賃金であることが望ましい」
結局監理団体や企業に丸投げ。
で、賃金にあまりに開きがあると、検査が来た時指摘されるってことでしょう。
私のブログもあれですけどw,行政書士や知ったかぶりがペラサイト作って「3号は2号の時給にプラス1割」「プラス50円」などという情報が出回っており、それを丸々信じてしまい、私に突っかかってくる担当者は痛すぎます。
結局1000円で落ち着きました。まあ130円以上アップしたので、まあまあか・・・。