辞めたベトナム人職員が送り出し機関とつるんでいた

もう時効なので書きますか。
時効だと勝手に判断しています。

4年も前の話ですが、ある企業さんの実習生の採用試験をしにベトナムへ。
当時、その企業さんは面接に立ち会わせず我々の組合に委任しておりました。

この企業は当時ベトナム人担当者が一人で担当しており、送り出し機関とのやり取りも彼一人。試験会場につくと、採用予定人数10名に対し20名。

筆記テストをやっている最中、ベトナム人通訳が、

「合格者はもう決まっているだ」

いるだ…って。

どいうことだ?
何となく察しはつき始めていたけれど、続行。10人がずば抜けて成績よし。
面接も終了。

日本に帰国後、その通訳が言うには20名中10名がこの通訳の親戚と名乗る連中だったとのこと。
利権くせえ~!

合格者の10名中8名が彼の親戚で占められました。

時すでに遅し。
しかし、ありったけのパワーでコイツを説教。

「日本語頑張るからだいじょぶ!」

入国後、彼の親戚たちはみんな日本語ができず。非常に低い。
1年経ち、2年経ち。日本語のレベルも上がらず、勉強もしない。勤務態度も悪く彼の親戚3名がドロップアウト。

色々と調べたところ、彼の兄が送り出し機関の地方支店で勤務しており、10名の親戚と名乗る実習生候補者らはその地方支店からの供給だったそうです。

利権ですわ~。

この社員はもううちの組合にいません。
上司からかなりきつくお灸を据えられ、気まずくて辞めてしまいました。まだウチの組合の実習実施者にちょっかいを出しているようですが…。

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