監理団体の協同組合が警察に摘発された!

外国人技能実習生を職場に斡旋(あっせん)する「監理団体」の許可申請をめぐり、国に虚偽の書類を提出したとして、兵庫県警組織犯罪対策課などは20日、技能実習適正化法違反の疑いで、兵庫県姫路市の監理団体「国際バンク事業協同組合」の代表ら2人と、法人としての組合を書類送検したことが捜査関係者への取材で分かった。同法違反容疑で監理団体を摘発するのは全国で初めてとみられる。

捜査関係者によると、代表らは平成29年、監理団体の許可を国に申請する際、実習生の支援を統括する「監理責任者」に、勤務実体のない第三者の名前を記した書類を提出し、許可を得た疑いが持たれている。代表らは容疑を認めているという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190620-00000531-san-soci

警察組織が動いただとー!?

虚偽申請は一番良くないことですね。
初めて計画認定を取り消された監理団体も虚偽が理由でした。

実在しない人間を監理責任者として記載したのは悪質とはいえ。多くの組合で見られるのが、監理責任者を講習を受けていない人間を監査に行かせていることです。うちも思いっきり当てはまっています。

うちの幹部連中は、

「監理責任者講習を受けて良いのは部長以上の人たち」

と、決めてしまいました。
そのため、いくら監査になれている現場の巡回職員でも、監理責任者講習を受けていないため監理責任者になれません。監査をする資格がありません。

で、結局部長クラスだけでは監査に回りきれず、職員に監査を丸投げしている現実。
これ機構にバレたらまずいんじゃ?

会議で何度も伝えたため、最近になって職員も監理責任者講習を受けて良いことに。私は9月に受講予定ですけど…のんびりしすぎです。

外国人技能実習機構に提出する監査報告書には「監査した人」の欄には、監理責任者(部長)の名前を記載しています。ところが、実際には、部長は監査をしておらず私がしております。部長が監査に行っていないことは、監理費管理簿を見れば一目瞭然です。

外国人技能実習機構が臨検にやってきて、この部分を指摘されたら…虚偽報告として機構から指導を受けるでしょうね。指導程度で済んだらまだ良い方でしょう。

上記の組合は兵庫県警察に摘発されていますからね…。怖いことです。
警察が動くケースもあるなんてしりませんでした。この調子で悪い組合をどしどし取り締まってほしいです。

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