岐阜県でミャンマー人女性たちが違法低賃金労働をさせられていた

まあた縫製ですよ。

岐阜市の縫製会社が労働基準法違反 外国人女性5人を低賃金で長時間働かせる

7/4(水) 9:27配信

中京テレビNEWS

3日、岐阜市内の縫製会社が外国人労働者に対して最低賃金を守らず長時間労働させていたことが分かりました。
労働組合JAMによりますと、岐阜市福富にある縫製会社キングスタイルは、ミャンマー国籍の26ー31歳の女性5人を、岐阜県の最低賃金800円以下で働かせ、多い月で月200時間を超える長時間労働をさせていたということです。
今年3月、働いている女性から在日ビルマ市民労働組合に相談があり、聞き取り調査を行ったところ、事態が発覚しました。
JAMは2日、労基署に対し労働基準法違反の申告手続きを行い、女性らを保護したということです。
キングスタイルの社長は、JAMの聞き取り調査に対し「すみません」と話しているということです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00010002-sp_ctv-l21

縫製ネタ、先日起こったばかりです。

業界初 縫製会社「技能実習計画認定」取り消し 

記事を見る限り技能実習生かは判別できません。技能実習生だろうと在日の外国人であろうと、日本人であろうと法律違反をして働かせるのは経営者の風上にも置けません。200時間を超える長時間労働と言ったら過労死レベルです。

技能実習生を受け入れている縫製会社にはブラックが多い。
ある程度運営に余裕が出てきた組合さんでしたら、縫製、農業、建築を避けた方が無難です。これだけ不正行為を働く企業が多いのに、未だに無くならない職種です。農業、建築、介護が注目されがちですが、縫製にもスポットを当てて受入廃止に追い込んで欲しいものです。

記事で気になったのは『在日ビルマ市民労働組合』。ミャンマーというのは軍事政権下の国名ですし、本来であれば国名はビルマです。ミャンマー軍事政権下のおり、日本に亡命された方たちが作った団体と思われます。

この組合のHPは見当たらなかったのですが、一般社団法人アジア自由民主連帯協議会のページでフォーラムが紹介されていました。

第72回ビルマ市民フォーラム(PFB)例会 「ビルマ人から見た日本のイメージ~援助と投資を踏まえて」 | 一般社団法人 アジア自由民主連帯協議会

協議会では中共のウイグル、南モンゴル、チベットへの人権弾圧に対して反対と怒りの声を上げています。この団体が紹介するほどですから、左翼系の労働組合ではない・・・ハズです。

とにかく、今回ミャンマー人女性の訴えを聞いて行動を起こしてくれたことは、縫製職種を追い詰める一助になったと思います。

縫製業界は中国、ベトナムから来てがなくなり、ミャンマーへと追い込まれたのでしょう。ミャンマーの次はカンボジアでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました