不正行為の温床と言われる職種の一つである縫製。経営者は遵法精神に薄く、技能実習生を受け入れても何かしらやらかします。
技能実習計画認定初の取り消し 愛媛の縫製会社
7/3(火) 10:41配信
産経新聞
働きながら技術を身に付ける「外国人技能実習制度」をめぐり、法務省と厚生労働省は3日、昨年11月に施行された技能実習適正化法に基づき、愛媛県宇和島市の縫製会社「エポック」の技能実習計画を取り消した。取り消しは同法施行後初めて。同社は今後5年間、技能実習生の受け入れができなくなる。
法務省によると、エポックは今年2~4月、短期滞在の資格で入国した中国人2人を不法に縫製工場で働かせていた。5月に入管難民法違反の罪で罰金30万円の略式命令が確定している。
技能実習適正化法では、技能実習生を受け入れるためには技能実習計画の認定を受けなければならず、不法就労させるなどして有罪が確定すると、計画を取り消すことができると定められている。
エポックでは3人の技能実習生が実習を受けていたが、1人は別の会社に移って実習を続けるという。
技能実習制度は、技術移転のために外国人に日本の技術を学んでもらうことを目的としているが、外国人を「安い労働力」としか捉えない会社が多かった。このため、受け入れ側の監督強化などを柱とした技能実習適正化法が昨年11月に施行された。
取り消しは大いに結構だが、雑魚や小さな案件ばかりでなく制度の根本を正すべく、下記事項を実行に移して本気で制度の番人として振る舞ってほしい。
- 反日国家からの受入れ停止
- 不正行為、人権侵害、失踪者が多い職種の廃止
- 失踪者が多い派遣機関は営業停止
- キックバックを授受している組合、派遣機関、受入企業は即時受入停止
- 日本の安全を脅かす職種の停止(農業、介護、建設)
うちの組合も縫製企業とのお付き合いをしていましたが、すでに取引終了しています。コンプライアンスのコの字もありませんでした。愛想のいい社長でしたが、独善的で根性論や箸の使い方は非常にうるさい割には労基法や入管法なんて全く守らない。それを指摘すると根性論で反論するというパターンでした。うつ病を発症してしまい最終的には事業が回らなくなって倒産してしまいました。
縫製会社は超薄利なため倒産するなんてザラ。技能実習生なら最賃で雇えるし、物品支給して上げれば割増賃金を支払わず、残業代300~500円/hでも働いてくれると勘違いしている輩がずいぶんいます。
エポックなる企業の規模は大きくありません。
初の「認定取り消し」という栄誉はもっとメジャーで大規模な企業に与えてやっても良かったのかなと思います。先般の三菱自動車や日産自動車ですね。エポックに対する処分は見せしめとなるかもしれませんが、どうせならバカでかい企業にやってほしかった。その方が地上波でもニュースになるし、全国の受入企業、組合に大きな衝撃をもたらしたはずです。