受け入れに当たって個室を備えた寮3棟を工場近くに建てた。これまで36人を受け入れ「信頼関係を築けた」と思っていたが、実習期間の3年を終えた18人中、在留期間が延びる特定技能に移行して残ってくれたのは5人だけ。半数以上は県外の職場に出て行った。
外国人寮も建て「3年大事に育てたのに…」 技能実習終えた18人中、半数超は県外へ 地方の受け入れ先、新制度案に尽きない不安 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞
少子高齢化で日本人の労働力人口は減り続けている。賃金で都市部に劣る地方ほど顕著で、外国人技能実習生らが地域の産業を支えてきた。その外国人材の受け入れ制度が転換期を迎えている。鹿児島県内で定着に取り組む現場の声を聞いた。
共産党みたいな言い方をしますけど、最低賃金を全国統一にする以外に方法はないですよね。
まあ、仮に統一したとしても、賃金が安い職場、高い職場があるので、技能実習生たちが情報の共有をしているのであれば、結局転職が行われるんですよね。
技能実習制度が廃止されたら、転職はどんどん増えるでしょうね。実習2号終了後、なんだかんだと説得して3号実習の2年間は引き止めることはできましたが、新制度は3年後は他の儲かる地方へ、会社へと転職するのでしょう。下手すれば、3年を待たずして移籍することもありえる。
それでも、この記事にある企業はかなり良いと思います。
18人中、特定技能として5人残ってくれたってことは、この企業の待遇だけでなく人情や居心地も良いと思います。
あの・・・そもそもの話ですけど、3年間きっちり居てくれたら良いじゃないですか?
もともと固定して働いてくれる期間は3年という制度なんですから…そこから先は期待してはいけません。期待するから失望するのよ。
3年満期だったのだから、そこは感謝する所だと思います。