中国人技能実習生の失踪が目立つ

※本ブログでは記事中に広告情報を含みます

中国人技能実習生の失踪が目立ちます。
中国人の技能実習生はコロナ前も非常に少なく、コロナ禍ではめっきりありませんでした。それでも逃げるのはなぜか?逃げるのはどんな人達なのか?

中国人実習生が逃げなかった理由は、逃げたところで儲からない。不法滞在、不法就労してもろくな目に遭わないことを知っていたからです。また、国内研修の時、送り出し機関がきっちりと教育してくれているのも大きいです。

逃げる人は最近来日してきた人たちです。


彼らはコロナの影響で、実地での国内研修を行っていません。2,3ヶ月国内の教育機関で缶詰になり、軍隊式の訓練、日本語を叩き込む期間は非常に大事です。コロナの影響により、リモートで行うだけで、日本語が多少できたとしても気構えができていません。

きつい訓練を同期と一緒に過ごす。
2,3ヶ月で生まれる同期愛は非常に大事です。

日本という外国で、全く違った世界で働くのです。厳しい訓練を乗り越えさせて自信をつけさせる。それと比べれば、日本での仕事はきつくない。こう思わせるように教育しているんです。

ところが、これがあるとないとでは大違い。

リモート研修して来日しても、仕事がきついと言って帰国したがる。
もっと儲かる話を頭から信じてしまい失踪する。失踪のデメリットなどを、教育機関で受けていない。監理団体としての教育はしているけれども、母国内での刷り込み教育にまさるものはありません。

監理団体としては、せめて採用時や配属後、訪問指導の度に失踪のデメリットを伝え続けるだけです。

今年になってからは、集合研修が再開されたので教育は行き届いているようです。

外国人技能実習生の失踪者推移をグラフでわかりやすく!
グラフ兄さん、いつもありがとうございます! まずは御覧ください。 法務省、JITCOの資料に基づいて作成されたグラフです。 ツイッター データソース: ①法務省:2019年版「出入国在留管理」日本語版 第1部 出入国在留管理をめぐる近年の状...
タイトルとURLをコピーしました