「技能実習生の日本語がヘタで困る」
「技能実習生が仕事を覚えてくれない」
配属直後では仕方がありません。
ただ、1年、2年経っても上達しない人もいます。
努力していない本人たちにも問題ありですが、受け入れ側として、なるべく彼らに話しかけてあげてください。
どんな話題を振っていいかわからないこともあるでしょう。
技能実習生との話題
実習生の母国について、予め何かを調べて知っておくこと。
・料理
・お正月の過ごし方
・食事のマナー
「こんな料理があるけど、辛いの?」
「正月は何を食べるの?何をして遊ぶの?」
「今度ベトナムに行くんだけど、食事中気をつけないといけないことってある?」
料理の作り方を聞いてみる。
趣味の話題を振る
ベトナムではサッカーが大人気です。
サッカー好きな人であれば、サッカーの話題をふると喜びます。
魚釣りなども好きですね。彼らは釣るために釣るのではなく、食うために釣っていますが、日本とベトナムの釣り方の違いなどを聞いてみるとよいでしょう。
筋トレの話も意外といけます。
鉄アレイなどを買い込んで鍛えている人は少なくありません。プロテインとか紹介して上げたら喜ぶかも知れません。
家族や恋人について聞く
家族のことを聞いても、嫌な顔はしません。喜んで話してくれる人も少なくありません。
両親や兄妹がどんな仕事をしているのか。
週末何をして過ごしているのか?
面白い遊び場などを紹介してあげる。
言葉が通じてないんじゃないか?
技能実習生と話していると、多々そう感じるときがあります。
しかし、その場でまともな返事が帰ってこなかったり、コミュニケーションが取れなくても気にしないことです。
一方通行でも技能実習生に対して、こちらの質問がわかって貰えればいいのです。
「料理の作り方を聞かれたのは分かっている。けど、どう答えていいかわからない」
「釣りの餌について聞かれたことはわかったんだけど…」
質問がわかってもどう答えていいかわからない。
これは、実習生にとって少し悔しい思いです。言いたいことも言えない。今度同じことを聞かれたら応えられるようにしたい。
と、思うようになります。
程よいストレスです。
こちらから話しかけることで技能実習生の日本語が上達すると思ってください。
彼らの口数も増えてくるはずです。
彼らが自学自習をするようになるきっかけを与えてください。