JITCOと相談してもうまくいかないんだよなあ…

JITCOに工業包装の受け入れについて相談したことがあります。
およそ3週間すったもんだしましたが、結局工業包装として認められず受け入れはなしということに。

旧制度の頃は大変でした。
現行制度においては、職種の条件が明文化されており話は勧めやすいと思います。

とはいえ、新規での受け入れに関しては慎重に作業と職種を確認し、機構へ相談してから受け入れを進めていきましょう。

JITCOの担当者に写真を提示し、工業包装(パレタイズ包装作業ストレッチ包装)にふさわしい作業内容かを確認。「Jitcoの定める工業包装の内容に沿っているので問題ない」との回答を得た。

企業を訪問。Jitcoが再検討中であることを伝えた。

8月22日
Jitcoより電話連絡。
「パレタイズの作業は問題ない。防水包装や固定包装がされていない。証拠写真を見せてほしい」との依頼。パレタイズ作業とは積み荷を固定、防水することが条件であり、すでにその条件を満たしていることを伝えたが「パレタイズ以外の部分で防水・固定がされている部分を見たい」とのこと。

JITCOは「写真を見ないとこれ以上検討はできない。早く写真を持ってきてほしい」とのこと。
こちらで防水包装または固定包装と認識した作業を写真に収めても、Jitco側との見解が異なることが度々ある。その度に写真を撮りなおすと大変手間がかかるので、主にどんな作業が該当するのか例をあげてほしいと伝えた。

「固定包装については、例えば段ボール箱に仕切り板を入れたり、個装した商品を厚紙の箱に入れ、それを段ボール箱に入れたりすること。防水加工はパレタイズ後の商品に防水シートをかけたりすること。この条件を満たしていれば問題ない」とのことだった。

23日
企業を訪問。
同日、Jitcoを訪問しJITCOに資料を確認してもらった。「こちらが言った通りの資料である。おそらく問題ないだろうが、専門家と検討したい」

24日
Jitcoより同社の作業内容は移行職種の工業包装に相当しない。商業包装であるとの回答。

29日
Jitcoを訪問。○○課長と面談。
総合的に見て商業包装であり、工業包装ではない。専門家の見解は変わらないの一点張り。同社で行われている梱包作業は、Jitcoが定める工業包装(パレタイズ作業)に全て合致しているにもかかわらず、なぜ商業包装なのか。また、どの部分が工業包装ではないのかという質問に対して、「専門家の意見をまとめて書面にて回答する。9月5日の週始めに提出させていただく」とのこと。

9月9日
Jitco担当より電話連絡あり。総合的に見て商業包装である。この一言に尽きるので書面は出せない。
同日午後、JITCOの課長から「工業包装と商業包装の違いについて改めて解釈を一般公開する旨、今回の問題を契機に検討している」とのコメントをもらった。

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