中国人実習生と恋愛、結婚。そして、伝説へ…となった受入企業担当者の末路

民主党政権下だった時代の日本。

円高で中国人技能実習生たちが嫌というほど入国していた数年前。とある受入企業で女性の中国人実習生と企業担当者が恋愛関係になってしまいました。

恋愛そのものは別に構いません。むしろ日本人と恋愛してくれた方が、中国人同士の恋愛と比べて無茶をしません。中国人同士だと一緒に旅行してトラブルに見舞われたり、妊娠させたりさせられたりとか、タガが締まらないんですよね。逆に日本人なら非常識な行動は取らないと…信じていました。



ただ、その企業さんもDQN業種だったんですよね。
社員のモラルが低くて、まあいわゆるヤンキー人種たちで就職したくてもどこにも雇ってもらえないので落ち着く先…のような仕事でした。

中国人実習生と恋愛し始めた企業担当者。
生活指導員も兼任している実習指導員。元族上がりとのことでしたが、ただのチンピラでした。ただ、女性との恋愛には全く純粋だったのか、それとも実習生に本気で惚れ込んでしまったのか…。後者だと思いましたが、彼を見ているとその両方でしたね。

その担当者は38歳。今で言うところのアラフォーですな。
年甲斐のない茶金髪。流行遅れの龍の革ジャンを着こむという…DQN振り。

対する実習生は22歳。彼女に相当貢いでいました。ブランドのバッグ、パソコン、家電製品。現金も渡していました。他にも女性の実習生が8人おり、当然の事ながら彼女に嫉妬。普通、実習生たちの生活は質素ですが、彼女はブランド品に身を固め、週末はいかついローンで購入したと思われる高級車に乗ってドライブ。ディズニーランド始めアミューズメントパークにしょっちゅう連れて行ってもらっていました。

男性の給与はたかが知れていましたが、きっと今まで貯めこんだ金があったんでしょうね。ここぞとばかりに浪費しておりました。

gf01a2015020820002j3zi

ただ…男がこれだけ熱を上げているにも関わらず、女性は本当に彼を愛しているのか…?と疑ってしまうこともありました。上辺だけで付き合っているというか、確かにキャピキャピして喜んでいましたけど、物品目当てでお付き合いしているのは見ていてわかりました。

ブランドバッグを質屋に売却していましたしね^^;
もらったブランド品を質屋に入れるとまた買ってもらえるそうで…。

彼女たちは任期を迎え帰国。
企業担当者は「帰国後配偶者として彼女を呼びたい」と私に助けを求めてきました。手続きのしかたを教えてほしいとのことなので教えて差し上げました。

「彼女も俺と早く結婚したいって言うんだよ!」

技能実習生が帰国して1年は出国できません。海外で学んだ技術を母国に伝え、技術向上に貢献するという大義名分がありますからね。とは言え、配偶者ビザとなると別なのでしょう。恋愛したという証拠書類(写真、メールの写し等)を在外公館や法務局に提出したそうです。

1年未満だったと思います。帰国から10ヶ月程度で再入国して彼と同棲しました。
ところが…2ヶ月後彼女は失踪!

後でわかった話ですが、日本に中国人の彼氏がいたそうです。彼女の友人の話によるとその中国人男性と結婚。日本に来るには日本人配偶者として来るのが一番来やすい。

ひどいなあ…。
まあ…国際結婚斡旋業者を通じて中国人とスピード結婚して、せっかく日本に呼んだと思ったら逃げちゃった…なんて話は腐るほどあります。日本で恋愛している時に気づかなかったのか?と思いましたが、恋は盲目。

実習生との恋愛か…自分は考えられませんね。
文化レベルやモラルとの差があまりにもありますし、恋愛観、結婚観があまりにも我々日本人と違います。それをも乗り越えるんだ!という熱い心構えがないと、実習生としてやってくる人たちとの結婚は無理だと思います。


タイトルとURLをコピーしました