外国人技能実習生の採用をベトナムやChina他東南アジアで行う。
その際、派遣機関から接待を受けます。
昼食、夕食、夕食後の接待。
私の場合ですと、夕食後は日本円にして1,000~3,000円のマッサージを滞在中に一度受ける程度です。私が担当している企業の担当者も過度な接待を求めません。飽きもあるのでしょうが…マッサージだけですね。
ところが、過去担当した企業の担当者、社長さんには過度な接待を求める方がいました。
- 高級料理、高級なお酒を出すように
- ブランド品を買わせる
- 女性の接待を求める
ベトナムではブルーカラーの労働者の平均賃金が20000円前後、Chinaでは50,000円、このような国で多額の費用がかかる接待を求めるのはいかがなものかと。
美味しい料理を食べたいという気持ちはわかりますが、やたらと高級なお店に連れて行けと騒ぐ客もいました。
私達を接待する時のお店は、現地でも中の上以上のお店ばかりです。
そこで満足せず「もっと高い店に連れて行け!」と騒ぐのは恥です。
細かい話だと、現地のスーパーでお土産を買い込み(それでも日本円にして10,000円程度です)、レシートを受け取ってから、派遣機関にそのレシートを渡す。
「へ?」
って顔をしていましたからね。派遣機関の職員。
偽ブランド品をしこたま買い込み、日本に帰ってから愛人なり家族に配るのは、まあいいか…と思いましたが、偽物の国内持ち込みは犯罪。お供の監理団体職員に偽ブランド品をもたせて成田の税関をくぐらせるなよっ!
腐っても会社の社長なんだからケチくさいことするんじゃねえと。それと、組合の理事長クラスでもこういう輩はおります。
何かあったらこちらのせいにしようとする浅ましい根性。
自身では大量の偽ブランド品をせっせっと買い込むくせに、派遣機関には「本物のブランド品」を献上するよう圧力をかける大馬鹿野郎もおりました。高級腕時計をプレゼントされておりました。
それなりの数の技能実習生を受け入れているからとはいえ、元を正せば貧しい技能実習生からかき集めた金。派遣機関にもこ汚い輩は多いですが、こういった使われ方はキックバックマージンと同じように気持ちの悪いものです。
綺麗事と言っては綺麗事かもしれません。
しかし、監理団体、派遣機関、受け入れ企業の我利を満たすために制度が腐りきっているのは確かです。
極めつけは女性問題。
カラオケや風俗に行ってみたいのは男の性。これは否定しません。
ただし、自分の女遊び代くらい自分で出せよ!と。
自分が負担する時はケチるくせに、派遣機関に負担させる時は高級娼婦を呼ぶ。
日本では従業員を最賃ギリギリで雇用し、高級車を乗り回し、高級品を身にまとい肩で風を切っている輩がですよ。
ベトナムで一人あたり1000~2000円の娼婦を10人も集めて事を済ませる。
ベトナムでは当然売春は非合法。それなりのランクの娼婦ときちんとしたホテルであれば、警察への通報等のリスクから回避されるため、派遣機関の人間も安心してセッティングできるそうですが…。
安い娼婦を大勢呼んでどんちゃん騒ぎなんてしたら、派遣機関は気が気でありません。摘発されたら派遣機関としての運営にも打撃となるでしょう。
こんな連中が海外に行くたびに同じことをしていたら、警察に通報して社会的に抹殺してやればいいのにと思いますよ。