技能実習生も日本人も低賃金労働者

外国人技能実習生の多くは最低賃金で働いています。
ところが、最近は最低賃金が20円以上毎年上がっているため、日本人の給与にも追いつきはじめています。首都圏では特に顕著ですね。

都内を歩いているとレストラン、居酒屋のバイト募集広告が貼ってあり、

「いきなり時給1000円からっ!」

と書いてありました…。
今の東京の最低賃金が985円です。+15円なだけです。なのにこんなデカデカと文句を書いてしまうのは、日本人の殆どが最低賃金の存在すら知らないということでしょう。私が学生の頃だって最低賃金なんて知りませんでしたし、今の仕事を始めるまで知りませんでした。

特定技能の外国人労働者が入ってきたら日本人の給与は絶対に上がりません。

上がるとしたら最低賃金の上昇だけでしょう。

日本人の就職率を上げるには、賃金を上げること。
しかし、企業は安い労働力探しに血眼になっているのでわざわざ日本人を雇いたくない。

であるならば、最低賃金を上げてもらう他ありません。

最低賃金を毎年20円と言わず200円ずつ上げていけば、人出不足も解消。外国人労働者に頼る必要なんてなくなっていきますよ。高校生、学生だって時給1200円ともなれば、スキマ時間を見つけてバイトをするでしょう。週2回、3h~OK!なんてチラシはよく目にしますからね。

勤続6年で手取り17万円で勤めている日本人。30歳になる方でしたが…これはあんまりです。結婚もできません。家だって買えません。消費税増税、法人税減税、移民受け入れ、水道民営化…などなど、どこまで日本人をいじめ抜けば満足するのでしょうか。

春闘なんてやっていないで、労組、極左労組、人権擁護極左の皆さんは厚労省や首相官邸前で最低賃金を上げる抗議デモをやってくださいな。

中道、保守、反グローバリゼーション(ナショナリスト)の皆様も賃金が上昇すれば、日本人の雇用を守れると主張しているのでしたら、ぜひとも抗議行動を行ってほしいです。

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