除染技能実習生をネタにして除染作業者を貶めるな

除染技能実習生がマスコミを賑わせていますね。またぞろ朝日新聞の起動特派員なる記者が報じているため、事の真偽はさておき、除染をさせられている実習生がいるのは確かです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181118-00010000-withnews-int

もちろんうちではこんな案件を扱っていません。

長い長い記事なので要点だけ。

  • 3年前に来日して帰国した技能実習生たちのお話です。
  • 建設機械・土木という職種で来日。除染をやらされた。
  • 自分の体や将来生まれてくる子供の将来が心配だ。
  • 実習生たちがパワハラ、セクハラにあっている

除染作業をやらされたけれども、また日本に戻りたいと思っている実習生もいる。確かに放射線の危険というのは、ベトナムでは実感できないため恐怖を覚えることでしょう。しかし、除染作業などよりも更に危険な肉体労働がベトナムではたくさんあるため、だったらまだ日本で働いた方がマシという程度なのでしょう。

確かに除染作業を実習生にやらせるのは違法行為です。
外国人技能実習機構に提出する計画認定書類の「申請者の誓約書」の項目にも、「除染作業をさせません」という文言が設けられております。

技能実習生を騙して連れてくる組合や受入企業はろくでなしのブラック企業であり、二度と実習生を受け入れる資格はありません。裁かれて当然の輩共です。

しかし、除染作業というのは日本にとって必要であり、命がけでやっている尊い仕事であります。
ドブラック似非建築企業はさておき、まっとうな企業であれば作業員の安全を第一に考えて勤務をさせていいるでしょうし、防染対策もしっかりやっていると思います。

朝日新聞や毎日新聞の記事は、技能実習制度の問題点をことさら煽り立てるのは得意なものの、一方で反原発、原発周辺で働いている人や居住している人に対する差別感情がむき出しになっております。

除染=悪行

という図式を用いて書かれています。
除染作業者を貶めたり、除染作業をしている人は放射線に侵されている。汚い作業だということを喧伝して読者を反原発に持っていく書き方が気に入りません。

繰り返しますが、実習生を騙して連れてきたのであれば企業、組合が100%悪いです。こんなことをしているから親日だった外国人も反日になる。極左朝日新聞に餌を与える結果となり、「未来の徴用工」を作りたがっている彼らにとってはありがたいネタなのです。

今もこっそり除染作業をさせている悪徳業者があることでしょう。
噂レベルでもいいから、このような情報を聞きつけたら外国人技能実習機構、労基署はすっ飛んでいってすぐに摘発してください。将来の日本にまた火種を残すことになります。

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