微信を使ってバイト探しをしている中国人技能実習生

China人技能実習生のアルバイトはほとんどなくなってきたようです。とはいえ、旧来のアルバイトであり、農家で働く、週末を利用してヤード系の産廃業で働く、中華料理屋、夜のお店で働くなどです。

実習先の社員から実習生にまつわるアルバイトの噂も聞くこともなくなり、実習生たちからも「チクリ」がなくなってきました。

しかし、アルバイトをする実習生が全くいなくなったわけではありません。微信などのSNSを使用してお手伝いを頼まれるケースです。実習生自身、これらをアルバイトと思っておらずに手伝ってしまい、現金を得ているケースがあります。無事、現金を得られるケースは幸いかもしれません。場合によっては報酬をもらえずトラブルになるケースもあるようです。

頼まれるアルバイトのケース

他人のポイントカードを使って買い物をして、品物を依頼主に届けると報酬がもらえる

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多くのChina人は微信を使いこなしています。このアプリを使って使用者の半径数百メートル以内の同胞を探し出し、個人データを閲覧します。今では技能実習生たちも一人一台スマホを持っています。実習生と思しき人に連絡を取り、仕事の紹介をする。

他人をめったに信用しないChina人とはいえ、海外生活からくる寂しさ。また、日本社会に慣れてしまうとついつい他人を信用していまう。こともあろうに同胞を信用してしまいます。不定期で依頼されて、ちょっとしたお手伝い程度で小銭稼げてしまうので、本人自身犯罪とも思っていません。

・おむつ、電化製品、化粧品、健康食品の代行購入
・行列に並ばされるバイト

爆買いブームが去ったとはいえ、医薬品、化粧品、乳幼児の粉ミルク、おむつは至って堅調です。仕入れ業者が来日して日本の商品を買いあさりにやってきます。自分で買い物をして回ることもありますが、日本語が不自由なChina人の場合、いきなり日本でアクセル全開でピンポイントでお買い物をするのは簡単ではありません。

そこで、予め留学生や実習生に連絡して買い物をさせる。実習生や留学生には免税が適用されませんが、外国旅行者であれば免税手続きが可能です。彼らに買い物をさせて、旅行者の名義で免税手続きを行う。

細かい仕組みはよくわかりませんが、時給800~900円で働いている実習生にとってはありがたい報酬なのでしょう。

売春も横行か?

技能実習生が売春しているという話も派遣機関、日本語講習機関の先生からよく聞きます。相手は留学生や同じ実習生が多いようです。実習生でしたら食事をおごって、あとは交渉次第の料金を払って終わり。まあ…その手の専門の方よりもずいぶん安いと思います。

小遣い稼ぎにはちょうどよいそうで、隠れてやっている人はずいぶんいます。ここからトラブルが発生しないか非常に心配になりますね。

通信ツールの発達はメリット・デメリット両方ありますねえ…。監理している技能実習生からも情報をうまく得られるよう良い人間関係を作っておきたいものです。

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