外国人実習生の資格変更、期間更新手続きで旧在留カードが返還されるようになった

 

私は実習生の採用面接、巡回・監査、トラブル処理以外にも、実習生の書類手続きも全部やっております。在留資格変更許可申請、実習1号から2号への資格変更、期間更新など。JITCOの賛助会員なので、これらの申請を行うときはJITCO経由で入管へ申請しています。

今年から変わった在留カードの返還
資格変更、期間更新申請において、まずは資料を作成しJITCOへ持ち込む。その後JITCOでのチェックを終えて入管に送られます。しばらくするとJITCOより「実習生の在留カード原本を送付して欲しい」と言われます。

案件番号を伝えられ、原本をジツコへ送付します。
以前は1週間ほどすると、「現在入国管理局で申請中である旨が書かれた在留カードの写し」が送付されてきました。

koyooo

今年からは写しが送られなくなりました。

原本が返送されてきます。在留カードの裏には「在留資格変更許可申請中」とスタンプが押されています。これを企業へと返送して本人に所持させます。新在留カードができたら旧カードをVOIDします。返送するのが手間になりました^^;以前は写しだけだったので、企業担当者にPDFを送信して「実習生に持たせて下さい」で住んでいたのですが、原本発送するので時間と手間とお金がかかるようになりました。

「まあ、すぐに新在留カードが発行されるだろうし、郵送するのも面倒だ。こちら(監理団体)で保管しておこう」

これはNGです。
絶対に実習生本人に渡してください。

このようなやり方に変わった理由は詳しく聞いていませんが、おそらく「原本未所持の期間」において過去何か問題が起こったはずなんですよね。入管がスタンプを押した写しを持っていても、警察が実習生に職質かけて「写ししか持っていなかった」ら怪しみますよね。ぺーぺーの制服警官もそんなことはきっと知りませんから…。それで企業なり監理団体が説明を行う…一部の警官はネチネチとつついてくるでしょうし、入管と警察も似たような権力がありますからね。逮捕権とか。縄張り意識もあるし、絶対に仲良くないと思うんですよ。

だったら申請中と書かれた原本をもたせた方が余分なトラブルが起こらなくてすみます。
まあ、我々監理団体や受入企業さんは法律やルールに従わざる終えませんからね。ちょっと面倒ですけど、安全度が増したということで実務をこなしていきましょう!

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