年末年始休暇前に技能実習生、特定技能者の宿舎を回ろう

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もうすぐ年末年始。
特定技能者、技能実習2号2年目、技能実習3号の人たちは、貯金も貯まり懐具合が暖かくなってきているので、旅行に出たり遊びにもお金をかけるようになります。

旅行先でトラブったことは一度もありませんが、年末年始のどんちゃん騒ぎ、部外者を宿舎に入れてのトラブルには要警戒ですね。

監理団体の職員として、普段取り組んでいることばかりですが、彼らの宿舎を回ることって本当に大切です。繰り返しになりますが書かせていただきます。


宿舎を回ることで防げること

完全に防げるとは限りませんが、抑止効果もあり、トラブルの発生確率は確実に下がります。

1.部外者を宿舎にいれる
彼らの友人や恋人、家族(夫または妻)を宿舎に入れてしまうこと。実習生Aの彼女が宿舎に数日間滞在した後、ルームメイト実習生Bの金品が無くなっていたため、AとBとの人間関係にヒビが入り、殴り合いの喧嘩にまで発展したことがあります。

2.転売防止
段ボールが空き部屋に何十個も積んであったため、怪しいので確認したところ、インターネットでの転売を行っていたことが判明。資格外活動にあたるので、すぐにやめさせた。特定技能。

3.宿舎の破損
引き払う際に破損箇所が見つかると弁償するかしないかで揉めます。しらばっくれて帰国される前に、破損箇所を確認し、原因が居住者にあれば弁償させます。

4.音響機器
立派な音響機器が実習生の部屋に設置されていた音がありました^^;とくにベトナム人に多いですね。近所迷惑なので、大きな音を出さない。なるべくイヤホンで聞く等指導。繰り返し指導することで近所からのクレームが減りました。

5.宿舎の汚れ
巡回することで、彼らにも多少の緊張感が生まれます。部屋の衛生維持に繋がります。

6.違法なものを持ち込んでいないか
詳しくは書きませんが…だいたい分かると思います^^;

7.人間関係のこじれ
部屋があまりに汚いと実習生や特定技能者の人間関係に亀裂が入っている可能性があります。自分のところだけきれいにしていればいい。共用部分は来たなくても良い。中国人にはよくありがちですが、人間関係が悪化し、お互いに指摘できない状態になっていることもあります。彼らと面談し問題を探ってみましょう。

長期休暇前なので、今月は訪問指導や監査とは別に、年末休み前に宿舎を回るつもりです。わたしたちも安心して年を越したいですからね^^;しっかり釘を刺してから休暇に入りましょう。



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