職員がいない監理団体??件の所得隠し団体

職員の姿ほとんど見ない…外国人実習生の監理団体を許可取り消しに

2021/11/28 13:54

「職員の姿はほとんど見たことがなく、監理とは到底言えなかった。当時からなぜだろうと思っていた」

中部地方で縫製業を営み、同組合から実習生3人を受け入れていた60歳代の男性は、そう打ち明けた。

職員の姿ほとんど見ない…外国人実習生の監理団体を許可取り消しに
【読売新聞】 愛知県一宮市に本部を置く全国有数規模の外国人技能実習生の監理団体「アジア共栄事業協同組合」が26日、許可の取り消し処分を受けた。人材育成による途上国への技術移転と国際貢献が目的とされる外国人技能実習制度で、実習生を守る

所得隠しやら何やらでついに行政処分を受けることとなった「アジア共栄事業協同組合」さん。ハイエナのような監理団体は、組合がお取り潰し、改善命令を受けるたびに喝采し、実習生受入企業を我が傘下へと営業をかけます。

でも、明日は我が身なのがこの業界。

監査でのちょっとした不注意、見逃し、お目溢し…。大したことないと思って目をつぶっているといつの間にかものすごい不正案件の量になっていた…よくあることでしょう。

そして、職員の中から内部告発者がでて組合が外国人技能実習機構やら入管から刺される。告発した職員がいつの間にか自分の組合を立ち上げて、理事長になっていた…よくある話です。

技能実習、いや、研修制度時代からこのような話は掃いて捨てるほどあります。

だから、細かい不正も目を瞑らずに指導する、書面として残す、機構へ報告する。

監理費管理簿も漏れの無いように作成すること。

これさえ気をつけていれば、ある日突然改善命令なり認定取り消しになることはないでしょう。

それにしても…職員の姿をほとんど見ないって本当にこわいですね。

名目上存在していて、実態はゼロ…それで爆益を上げていたらある意味すごい経営手段です。それとも、コロナで皆さん全員テレワークしてばかりだったとか…?

 

とにかく不正はいかん!


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