大盤振る舞いを装う実習実施者は要注意

大言壮語をする実習実施者さんは気をつけましょう。

「たくさん受け入れてやるよっ!」
「仕事が舞い込んで来てこれから人手がますます必要」

本当であればいいのですが、誇大に伝えるのが彼らの手法。
前回の記事で書いた地方によくあるパターンです。

「毎年○人ずつ受け入れるから、監理費安くしろ」



うちもリーマン・ショックの傷が生生しい頃は、割引しておりました。なんせ受入人数も少なく、このままでは経営が…という状態でしたから。かなり無理をしておりました。

こういう企業は毎年受け入れません。

「毎年受け入れる」と言っておきながら、翌年も受け入れない、その翌年も。
言い訳は、

「今の実習生が帰国してから入れるわ」
「人数が多いと面倒見きれない」

そんな言い訳通らねえぞ~と、までは言いませんが、私も訪問の度にねちっこく言いましたよ。

「毎年受け入れるはずだったんですからw入れてくださいよ」
「監理費安くしろってんで安くしたんですから。入れてくれなきゃ話が違うでしょ~」
「御社だけ特別の割引してんだからぁ」

精神論、根性論は立派なことっていましたが、根がケチなので、こういう事言われるのは嫌みたいです。細かいことでイチャモンつけてくる社長さんでしたが、このときばかりはだんまり。気をつけましょう。

根性論、精神論を振りかざす受け入れ企業の経営者は鬱陶しい
特に愛知県の企業に多いんですけどw 精神論、根性論で立派なことを言いつつ、平気で入管法や技能実習法を破る人が大変多いのも、このあたりの特徴。 「コンプライアンス重視!」 と、言いつつ36協定を違反しまくっています。 箸の上げ下げまで口を出し...

送り出し機関が一番可哀想!ウザ絡み副社長

送り出し機関の社長にはやたらと優しく、監理団体には厳しい。

「監理費を安くしろ!」
「月に一度か二度会社に来るだけで、なんにもしない。ボッタクリだ」

副社長の性格が歪んでいるのか、金の話をしてきました。

「お前ら組合は送り出し機関から、マージンもらってんだろ!」

と言われ、酒の席でスリッパで思い切り頭を叩かれました。副社長は飲み始めで酔っていない状態。

「マージンなんてもらっていない。そんな事するわけないでしょう」

「嘘だ!絶対もらってるだろ?」

もちろん、もう一度否定。更に送り出し機関が組合員に搾取されていかに可哀想かという…ネットでかじった話をネチネチ聞かされました。雰囲気が険悪になってきたのを察したのか、副社長の取り巻き2名がなだめにかかりましたが、副社長はいきり立つ始末。

「俺、昔〇〇キャッツだったから」

と、言うので聞いてみたら、元暴走族の上の方だったらしいです。
キャッツだかスペクターだか忘れましたけど、暴走族といったら…反社とまでは言いませんけど、有害な存在であるのは間違いありません。



「元暴走族の肩書で私と話しているんですか?」

と切り替えしたら、モゴモゴ言って別の話題に移り…。
急に私の頭をスリッパで殴りつけたりと、わけがわかりませんでした。
別に怒らせるようなことは言ってなかったんですが。その人、一族経営の会社で副社長を務めていましたが、一族ではありません。身内以外の人間を副社長に据えた先代の経営者の度量は広いのですが、自分が有能であることを鼻にかけ、先代の息子である社長と喧嘩になり、副社長から一気に降格。

担当が私から他の者に変わったので、近況はわかりません。

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