先日、うちの組合の職員から、
「実は…自分の担当している企業で人権侵害があったッス!」
あったッス!じゃないよ!
1ヶ月前に起こったことを今の今まで黙っていたとは…監理団体の職員として意識が低すぎます。
職種を聞いてみたら、
- 建築。鳶職。
- 技能実習生は東南アジア系。
- 現場で技能実習生に指示をしているのは、協力会社の20代のDQN。
技能実習生の日本語がヘタ過ぎて、彼に対しての暴言が激しい。
言ってもわからない時は殴られる、蹴られるとのこと。
- 腹部にボディーブロー。
- ハンマーでヘルメットの上から殴られた。
- 腰を蹴られて痣ができた。
これを実習生から外国人技能実習機構なり人権団体に言われてしまったら、組合吹っ飛びますよ?
担当にすぐ指示して事情聴取の上、受入れ先の社長から暴力を奮った小童に注意。
「社長から注意してもらったんで自分はしなくても良いですか?」
「駄目だ!すぐに君からもそのこわっぱに注意しろ!」
駄目なやつです。法律を覚えようともしないし、ただ企業と組合を往復しているだけ。報告が遅いので、メッセンジャーとしても使えません。
今回私が暴力行為を知ったのも、その担当を捕まえて何度も「今担当している企業に問題はないだろうな?」と詰め寄った挙げ句ようやく答えてくれました。
こちらから文書で同社に注意。
更に、暴力行為について外国人技能実習機構に報告。臨時監査報告書として提出しました。この企業にも一度手入れが入ってほしいし、うちの組合にも入ってほしいです。やばい企業もありますが、やばいのは内部の体制。メスを入れられるのは公的機関だけです。正義感だけで組織の幹部連中を改心させるのは無理です。