計画認定が降りても在留資格が下りなかったり、期間更新ができなかったり

技能実習生の計画認定。
計画認定されるのが異常に早い事務所もあります。東京では大体3週間~5週間ですが、地方ですと2週間ほどで認定されてしまうこともあります。

地方事務所によっては厳しくチェックしているところもあり、一概に地方が早いとも言えません。

計画認定はあっさり下りてしまうけれども、在留資格認定が下りなかったケース、在留カードの期間更新、資格変更ができないケースもあります。

知人の組合が監理している実習実施者。

計画認定されたのに在留資格認定がもらえず…。

和菓子を製造している会社で、実習生にやらせている作業は和菓子製造なのに、職種を「缶詰巻締」で申請。チェックが甘い外国人技能実習機構は現場をろくすっぽ調べもせずに「計画認定」をしてしまい、それを持って入管に在留資格を申請。

その企業さんは旧制度から実習生を受け入れており、組合と結託して法律の目をくぐるのは朝飯前。ただし、いざ入管などが抜き打ち検査に来た際「巻締の機械」だけは設置(倉庫に入れていた)しておりました。

で、先日本当に入管が立入検査にやってきてしまい倉庫に鎮座ましましている巻締機械を発見。

「普段の実習で…使ってねーだろ…これ?」

というごくごく当たり前のツッコミ…ならぬ指導を受けてしまいました。

在留資格認定もされず、期間更新もできず八方塞がりの状態です。

不正行為認定されるのでしょうけど、いずれにせよ「偽装職種」をしていたので、不正行為認定されようとされまいとこの企業で受入は不可能でしょうね。

外国人技能実習機構も少しは入管を見習って摘発してほしいものです。

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