在留カードを偽造する輩が最近目立っております。
昔の外国人登録証明書もそうですが、外国人が携帯する証明書というものは必ず偽造されます。
外国人が、日本で滞在する際に、身分証明書となる在留カードの偽造拠点が摘発された。
東京入国管理局は、1月11日、埼玉・川口市の中国人の男(27)が住むマンションから、偽造された在留カード14枚や材料となる白いカードなどを押収した。
「今後の新たな外国人材の受け入れ拡大もありますから、また、こういった偽造カードは往々にして犯罪組織が絡む場合もあるので、関係機関と連携を図りながら(偽造カード対策を)やっていきたい」(山下貴司 法相)
そもそも日本人には「公文書を偽造する」感覚はありません。ところが隣の大国や半島、その他のアジアでは平気で公文書を偽造します。Chinaの街を歩いていれば壁や柱に「办证」と書かれた広告があります。そこに電話すると、卒業証明書やらなにやらありとあらゆる証明書を偽造して作ってくれます。
Chinaにおいては「証拠書類ほど信用ならない」と言われるほど偽造文書が出回っています。
5年前になりますが、私が担当していた企業のChina人技能実習生が2回も3回も在留カードを紛失しておりました。1度ならまだわかります。ところが2度となると「どこかに流したのだろう」と疑いを持ってしまいます。
事情を聞いても「電車で居眠りしていて財布ごと忘れてしまった」と言い訳をしておりました。失くした財布には僅かな小銭のみ。キャッシュカード他重要なカードはなし。財布も100均で購入した安物です。
財布を失くした体を装おうために100均の財布を使っていたのでしょう。失くしたところで惜しくもないですからね。
在留カードは闇で2,3万円で売れると当時聞いたことがあり、2度なくしたのであれば、再交付申請はせず帰国させると本人と企業に伝えました。
ところが、企業の人間ってChina人のずる賢さがわからないんですよ。
「才谷さん、信用してあげようよ。なんでも疑っちゃ悪いよ」
結局再交付してもらいました。その3ヶ月後またも紛失。
このときは企業を説得して再交付させずに帰国させました。
本人が在留カードを売りさばいていたかはわかりません。質問しましたけど本当のことを言うはずはありません。警察に尋問してもらいたかったですけど、証拠もなにもないのに対応してくれるはずもなく。
こういう輩は実習する資格も日本に滞在する資格もなし。
今後、特定技能で受け入れるのであれば、実習生よりも質が低く、低モラルで管理し辛い人間が大挙して来ます。その時、在留カード偽造問題は今よりも深刻なものになるでしょう。