外国人技能実習生がアジアの貧困軽減?

 

最近は外国人技能実習に関して肯定的な記事が出てきましたね。中立的な評価をした方を紹介した記事。あるいは技能実習生の受け入れは労働者不足解消のために仕方がないんダーという記事。

つい3ヶ月前までは外国人技能実習制度叩きに奔走していたメディアも、徐々に変わってきました。
私はこの減少について喜んでいるわけではありません。むしろ、マスコミが外国人労働者、技能実習生受け入れは仕方がない。悪いことではない。正しいことであるという世論を作ってしまうのではないかと危惧しています。

「外国人技能実習」アジアの貧困軽減に貢献 佐大名誉教授が講演 | 経済・農業 | 佐賀新聞ニュース | 佐賀新聞
外国人が日本で製造技術や知識を習得する「外国人技能実習制度」について学ぶセミナー(佐賀大学経済学部主催)が5月28日、佐賀市の佐賀大学で開かれた。2014年から4年間、研究してきた同大のラタナーヤカ・ピヤダーサ名誉教授が、制度本来の目的を果...

確かにこの教授の言っていることは一理あるでしょう。私自身、このブログのトップページで「外国人技能実習制度を正しく運用すればwin-winになれる」「実習生が日本でしっかり稼いで母国に戻れば、貧困から脱することもできるし、未来ある子供達に良い教育を受けさせる事ができる。そして、その国の国民のモラルも向上していく」と。

しかし、職種が拡大される前の制度であり、「技能実習生」という3年間(当時)の期限があり、曲がりなりにも派遣機関や監理団体、受入企業がしっかり面接をして、然るべき手順を踏んで入国した人たちであること。また受け入れ企業の労務管理、宿舎が整備されていることなどの条件を満たしているのは当然のことです。

このような前提条件もなく、単純労働者を外国から大量に受け入れるのは反対です。

それに、ただでさえ、ここ1,2年は介護などの物作りとは関係ない、人手不足という理由だけで職種が拡大しています。

日本は単一民族国家では有るけれども、決して純血ではありません。古来、大陸や朝鮮半島からも人が来ていますし、彼らもゆっくりと日本に同化していきました。外国人を日本に同化させる落ち着いた風土、人情、モラルが我が国にはあるものの、門戸開放政策とばかりに移民(多分ほとんどがChina)を大量に受け入れたら、日本がぶっ壊れてしまいますよ。

それと、地上波のニュースで、単純労働者の外国人を受け入れることが「ベルリンの壁崩壊か?」などとほざいておりました。

ベルリンの壁って…。

なんだか日本が外国人受け入れをずっと拒み続けて来たような報道の仕方ですよね?
日本のメディアはすべて反日ですから、ここぞとばかりに日本をこき下ろそうとしているのでしょう。外国人を大量に受け入れて「国際化」することが善であると国民を洗脳しようとしています。

上記記事にあるように、技能実習生たちが日本の労働倫理を学んで帰ってくれる分には大変よいことだとは思いますが…、大量の移民労働者が入ってきたら日本の労働倫理までもが破壊されそうです。

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