ベトナム人の失踪が目立つ。建築実習生は失踪の温床?

2016年3月3日



ベトナム人技能実習生の数はますます増えていますね。
最近は手取り額が12~13万円ないと、中国の派遣機関は実習生を派遣しなくなりました。そこで手取り額が比較的低い企業は、ベトナム人やカンボジア人へとシフトしている状態です。中国の派遣機関に相談すると「カンボジア人はどうでしょうか?」と言われることが多くなりました。

ただ、最近は人民元の価値が若干下がったことと、円高傾向にあるのでレートが良くなっているので中国人実習生に関してはちょっと追い風が吹いてきましたね。中国の鉄鋼関係、鋼材が過剰供給されているため、この業界では今後多くの失業者が見込まれます。もしかしたら、1,2年後は比較的募集が用意になるかもしれません。

うちの団体でもベトナム人の実習生が増えてきました。
団体の利益を考えればどこの国の人であろうとも、問題を起こさず企業の業績に貢献してくれればOKですし、国籍のこだわりはそこまでありません。

しかし、うちの団体の傘下の企業においては、ベトナム人の活躍の場は建築分野のみです。機械加工、食品加工などでは中国人実習生が多くを占めています。建築分野でベトナム人が活躍している背景としては、

  1. 賃金が低い、暴力等があり中国人実習生が来ない。
  2. 企業もベトナム人の方がおとなしい?という認識がありベトナム人気。

うちの傘下の建築系の企業さん…どれも個人事業主と言っていいほどの零細ぶりです。
賃金計算、外国人を受け入れるポテンシャルがそもそもあるのか…そのあたりの事前調査をきちんとやるべきです。私ではなく、ほかのスタッフ(上司)が事前調査をろくにせず、クソも味噌も一緒くたに受けれています。債務超過、有給休暇の概念がない事業主、賃金の計算ミス頻発の経理(経営者の奥さん)…。実習生選抜時はどんな試験をしているのかわかりませんが、簡単な加減乗除の算数と面接しかしていません。

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この上司、監理能力はありません。受け入れて終わり。もちろん中国語やベトナム語が話せるわけではありません。10社近く受け入れ、3社ほど入国しましたが3ヶ月以内に逃げています。企業からはクレームが来ているし、残り7社が入国した暁にはどうなることやら。この上司の部下が担当していますがとんだ貧乏くじですね…。

私もまだまだ監理については学び続けなければなりませんが、経験を積みそれなりのことはできるようになりましたし、トラブルの予防、トラブルの処理についてはある程度自信を持って望んでいます。ただ、彼らについては失敗から何も学ばず、数を入れては失踪されるを繰り返しています。

 

学べよ…もう…。

他の団体さんでは多くの職種でベトナム人実習生が活躍しているようですが、うちはまだまだですね。安かろう悪かろうでベトナム人実習生を受けれようとしているマインドの低い建築企業ばかりをターゲットにしていますから…問題が起こるのは当然です。

建築業界と言っても、孫請け未満の零細企業では賃金もまともに払えないか、ヘタすればちょろまかすことも考えられます。加えて暴言、暴力があった場合実習生も逃げるでしょうな…。建築業界(小企業、零細企業)のベトナム人実習生は失踪の温床だと…JITCOの某担当者がおっしゃっておりましたが…それを聞いた時はうちのことじゃないの?とヒヤリとしました。
失踪は最悪です。

  • 企業は労働力を失う。
  • 失踪者に教えてきた時間と労力、費用が無駄になる
  • 監理団体にとっても監理費をもらえず、収益がなくなる

対策としては建築業界の体質改善なんでしょうけど、昔からのしきたり、携わる人間レベル、DQNが多いこと、現場への移動時間等では賃金が発生しない…。これらを改善しないかぎり、いくら外国人を雇ったところで健全な発展は無いと思うんですよね。復興、東京オリンピックがあるのだから、もっと業界全体、いや、日本の国策なのだから国が全面的に改善していく必要があります。