いや～…参りました！
出来損ない職員の尻拭いをさせられました。面接で海外出張、国内の出張の連続で久々にオフィスに出勤できたので、期間更新、入国申請の書類を作成しようとしていたら、出張中の同僚から「才谷さん、悪いけど実習生を病院まで引率してくれる？」と連絡がありました。
「病院引率？病院ぐらい自分で行かせたらどうだ？日本の病院で診断を受けるのも日本での実習生活の一部だよ？そんな重い病気なのか？」
「重くは無いだろうけど、複雑な検査らしいから通訳が必要だって企業からも言われているんだよ」
企業から言われているのなら仕方ありません。その企業の担当者も実習生も面識がありませんけど行くしかありません。しかし、この同僚（中国人男）なんですが、実習生に甘くて有名です。企業担当者の言うことは聞かないけど、実習生の言うことだけは聞きます。
「私は実習生のために働いています！」
「実習生は悪くありません！御社の管理が悪いんです！」
迷言は腐るほどあります。
貧しい家庭から来た実習生が残業を所望。しかし、彼は日本語力も低く仕事は覚えない、日本人職員との折り合いが悪い。そのため、残業は控えさせていました。使うに使えない実習生なんですね。そこへ私の同僚が割り込んで、残業、夜勤をさせろと企業担当者に迫りました。
「特別条項（この企業は８０時間）を超えてもいいから残業させて下さい！」
馬鹿でしょ？監理団体が企業に法律破らせて何やってんだとｗ
実習生の都合に常に合わせる
配属の際、交通状況、市役所での転入手続きによって若干企業到着時間が前後することがあります。実習生たちのわがままで配属スケジュールが狂うなんてことはありませんよね？しかし、私の同僚は違います。
「実習生が食事したいと行ったから」
「ファッションセンターしまむらで服を見たいといったから」
「１００均ショップで先に買い物をしたいといったから」
配属時間を狂わせても平気の平左。
企業担当者、自分の上司の通訳をして、実習生を叱りつけるべきなのに、逆に励ましたり。励ましているうちに実習生が可哀想になって泣き始めるらしいです。
アホです。
JITCO総合保険を乱用する実習生！
さて、病院引率。
中国人の女の子でした。年の頃は２１歳。精密検査とのことで病院で落ち合うと、態度は最悪。遅刻はするは遅刻しても謝罪の言葉一つない。
- こっちはあんたの通訳ではない！
- 遅刻したのだから謝罪しろ！
- 忙しい中来たのにお礼の一言も言えないのか！
と、マナーの部分を指摘したところ、
「あんた日本人？よくわかんないんだけど、あんたの中国語wｗ」
私の中国語を聞いて失笑。失笑されるほど変な話し方はしていませんし、外国人の話す中国語とは言え、中国人からは「え？あんた日本人だったの？中国人かと思った」と、言われることもあります。自画自賛ではありませんが、発音や声調には自信があり、いきなり下手くそ呼ばわりされるほど酷くはありません。しかも、こいつ・・・語尾に草生やすほど笑いおって…。
ここは日本。本来君は自力で受診して、私とも日本語で話すべきだということを伝えましたが、ろくすっぽ返事もせず。どんな検査をするのかを聞いてみたら、お腹がちょっと痛いとのこと。精密検査をするよう医者から言われたのではなく「JITCOの総合保険で３割負担分を賄ってくれるから、日本にいるうちに無料で精密検査を受けたい」とのことでした。
それを聞いた私はブチギレ！
JITCO保険を濫用するな！と。
腐れ外道ビッチですわ。申請するのはこちらの業務ですが、申請はしてやらないつもりです。君が検査するのは自由だが、申請するつもりはないことを伝えたら大激怒！
「いいもん！直接○さん（駄目同僚）に連絡するから！」
同僚に連絡してみましたが、
「良いじゃないか。どうせJITCO保険でおりるんだし」
あまりのバカっぷりだったので、私の上司に報告。
上司も激怒してそいつを散々説教していました。でも、わかっていない様子だったので、上司はますます激怒。企業担当者に確認すると「私から○さんに実習生を病院に引率するよう頼んだ覚えはない」とのこと。しかも、当日いきなり病院に行くから有給をくれと言われたので心配していた…ですって。
はい、嘘バレました！
この同僚が実習生に肩入れしてトラブルを起こしたのは一度や二度ではありません。
出入り禁止になってしまった企業もありますからね。
「こんなに実習が辛いなら…黙って帰国しちゃえ！」
と言って勝手に実習生を帰国させた実績もあるほどです。よくクビにならずに在籍しているよな…。彼に関する話ならまだまだあるので、シリーズ化できそうです。
