技能実習生らの入国が2020年2月からずっと止まっており、且つ技能実習生が満期やその他の理由で帰国してしまい、組合の存続が危機的状況となっております。
帰国を希望しない技能実習生や特定技能として働きたい外国人をかき集めないと、食っていけない状態となることは火を見るよりも明らか。
で、他の職員らが特定技能の求人、求職者を探している状態です。
その過程で気づいたのが、ブローカーがわんさといること。
在日ベトナム人やベトナム送り出し機関の人間が、ブローカーとなり、手数料10～40万円を特定技能で働きたい外国人からかすめ取っています。
登録支援団体となって、こまごました事務作業をしてチマチマと金を稼ぐよりも、紹介手数料だけ稼いで、後は知らんで逃げ切る方がよほど良いのでしょう。
フェイスブック上ではベトナム語で
「特定技能の就職先を斡旋します！」
と書かれたものがあふれかえっています。
20万円、30万円の紹介料を払うなんてバカだと思うのが普通ですが、ベトナム人は「高い金を払ったから、確実だろう」と安心するそうですｗ
ですから、うちのような組合が「無料で就職先をあっせんしてやる」と伝えても、タダだから信用できないと思うそうです。
特定技能は創設間もなく、且つベトナム人技能実習生が帰国困難という状況ですので、にわかブローカー共は今が稼ぎ時です。罰則やルールが厳しくなると、大半のブローカーが消えるはずです。
「無料で就職先を面倒見てやる！」
ことをベトナム人に理解してほしいものの、大金払えばうまくいくと思い込んでいる輩ばかりなので話になりません。
