外国人技能実習機構が発表!実習実施者における主な違反指摘内容別件数



令和元年度のものですけど。

https://www.otit.go.jp/files/user/20210810-103-6-2%20.pdf

実習実施者における主な違反指摘内容別件数を発表しました。

実習内容の不備はかなり多いです。

計画と異なったことしかやらせていない。
必須作業の割合が50%を超えていない。あるいは必須作業をやらせていない。もっというと必須作業など無い。周辺作業や関連作業ばかり。

内訳はこんなところでしょうな…。

「宿泊施設の不備(私有物収納設備,消火設備等の不備等)に関するもの」も多いですね。保管庫の設置は宿舎の環境によっては設置しにくい場合もあり、未設置のところはまだまだあるはず。1000件超えは多いです。

残業代の未払いも700件超えか…これはいかんね。たとえあったとしても、うちのポンコツ組合では、なんとか監査時に発見し、即報告するようにしています。技能実習法違反も怖いですが、労基法違反はもっと怖いですからね。

「各種管理簿を適切に作成・備付けしていなかったもの」

1,645件。
多いなぁ。
うちも指摘された覚えがあるぞ…。何かしら見落としや帳簿のデータを更新していなかったりってのがありますからね。担当者一人でやらせるのではなく、二重三重のチェック体制で臨まないと厳しいですね。

「技能実習生に対する指導体制が不十分であったもの」401件
「技能実習指導員が適切に選任されていなかったもの」217件

これは…夜勤帯に技能実習指導員を設置していない場合がだいぶ含まれているのかなと思います。昼勤夜勤があるのに、指導員一名だけでは、即アウト!

「軽微変更届を適正に提出していなかったもの」651件

忘れてしまいがちなのが、軽微変更届。
実習生が引っ越した。
実習場所が変更となった。
指導員が変わった。

などなど。

最近では、月の残業時間が42時間なり45時間を超えても報告しなかったケースが大半を締めているのではないでしょうか?うちの傘下の実習実施者も、軽微変更届を提出していなかったために改善指導をもらいました。

もちろん、うちの組合にも問題があります。担当が知らなかったんですよね…。
令和元年度の頃はそんな決まりはなかったはずです。

技能実習生の保護をみると、未だにパスポートや在留カードを預かっている企業があるんですね…研修生制度黎明期のような企業です。