技能実習生の平均賃金はいったいいくらなのか?
気になりますよね。
こちらにありました。
【2021年】外国人技能実習生の給与(賃金)状況
令和2年における技能実習で働く外国人労働者の平均賃金は、16万1,700円となっています。 平均年齢は27.1歳で、平均勤続年数は1.7年です。 対前年増減率は2.5%であり、若干金額に増加傾向が見受けられました
低いですね。
入国規制が緩み、留学生や技能実習生が入国できるようになりました。2020年2月以降入国予定だった実習生がこれから入国してきますが、今後新規で技能実習生を集めることができるのか?
業界としては非常に不安です。
もうはっきり言って賃金上げるしかありません。
賃金を上げるとなると、現在抱えている技能実習生や特定技能者の賃金も上げねばならない。
「上げるんだったら外国人じゃなくてもよくないか?」
という会社が出てくると思います。最低賃金の高い都市部ですね。
そもそも私がこの業界に入ったばかりの頃は、東京や神奈川などに受け入れ企業はほとんどありませんでした。大半が地方の田舎。工場の周りはほぼ畑という企業ばかり。
都市部にも技能実習生はおりますし、確かに時代は変わりました。
賃金上昇が続けば都市部で日本人を雇う機会が増えてくるはずです。
中国はいまだにゼロコロナを目指す異常な国です。
もはや国家権力を人民に植え付けるだけのために行っている様子です。
送り出しの本社がある都市がロックダウンされてしまい、出社どころか外出すら禁止となってしまいました。ビザの手続きに遅れが生じております。
またしてもいたるところでロックダウンです。
封鎖が解けないと実習生の移動もままならず、申請もできません。
いつになったら入国できるのか。
やはり日本での感染状況を恐れてる技能実習生がたくさんいます。
中国、ベトナムでは日本の感染状況を過大に報道するあまり、そもそも日本に行こうとすら思っていません。
日本の感染対策はやってもやらなくてもほぼ同じですが、送り出し機関に「企業の感染対策は万全である」ことをPRしてもらいましょう。画像と説明文をつけて安心させてやる。受け入れ先は地方都市の方が多いわけですから、
賃金を上げる、実習生負担分の宿舎費用や水道光熱費を下げるなどの見直しが必要です。技能実習生や特定着のは安い労働力ではありません。手間やコストがかかります。安かろう悪かろうで受け入れを希望する企業さんからお声をいただくこともありますが、現実を伝えてから「もう一度検討してくださいね」と、再考させるようにしています。