【Front Japan 桜】の有本香さんが外国人労働者についてご意見を述べられておりました。
いつも応援している有本香さん。今日もキレッキレで外国人労働者受け入れ政策を批判しておりました。普段、虎ノ門ニュースや保守系の番組を毎日見ている人は驚かないと思いますが…私は驚きました。
自民党内のバリバリの保守議員ですら、今回の「特定技能1号」「特定技能2号」に反対していない輩がいるとのこと。
元NHKのバリバリの保守和田政宗氏です。彼なんぞは真っ向から反対しなければならないのに、利権があるのか、選挙区で彼を支持している層が外国人労働者を歓迎しているのか…。
まともに反対しているのは利権がないと言われている青山繁晴議員くらいか。
有本さんのご意見をざっと並べてみます。
そのとおりです。
そもそも技能実習制度って日本で修得した技術を母国に持ち帰って、母国の産業の発展に貢献する…ってのが本来の目的です。
だから、旧制度では帰国後最低1年間は出国できなかったのです(中長期滞在。留学、就労等)。
それなのに技能実習生を終えたら、そのまま「特定技能」になる。全くおかしな話ですよね。
一つ心配なのが「特定技能」を入れるのであれば「まずは外国人技能実習制度をなくせ」という世論が巻き起こることです。決して「自分が職を失うから」などということではありません。
外国人技能実習制度は問題こそ多いものの、
確かに不良企業の悪行がメディアを騒がせておりますが、この法律があり、監理団体、派遣機関が存在するためこの程度で済んでいるとも言えるのです。
しかし、特定技能は「登録機関」なるものがあるだけで、この機関の役割を見るとNPOの国際交流団体やボランティア団体とほぼ同じような中身です。この程度で外国人トラブルに対応できるわけがありません。はっきり言ってお遊びのような内容です。
来年4月施行予定にも関わらず、骨粗鬆症にでも罹ったような骨子案程度しかなく、法律が全くできておりません。
廃止して然るべきですが、闇雲に反対するだけでは意味がありません。具体的にどう動くかは水間政憲先生のブログを御覧ください。
有本さんがおっしゃる通り、政府も役人もメディアも…どいつもこいつも外国人労働者受け入れに賛成です。国民の力だけが頼みです。国民1億総反対で戦うしかありません。