だったら今からやってくださいよっ!
現在の外国人技能実習制度においてもブローカーの跳梁跋扈は収まっておりません。旧制度から現行制度に移行する際も厚労省やその傘下の外国人技能実習機構も「ブローカーを排除する」と言っておりました。ところが、制度が始まってから1年以上が経過した今、「ブローカー逮捕!」と見出しを打った記事を見ましたか?
私は見たことがありません。
存在しているかもしれない。
本名も組織名もわからないブローカーがいて、実習生から搾取しているというガイアの夜明けの報道だけでした。
ブローカーを具体的に排除する方法をきちんと提示してほしいものです。外国人技能実習機構や入管とて今まで本気で取り組んで来ませんでした。
6,7年前ですが、うちの組合の職員がバックマージンを受け取っていたという噂がたちました。話を聞いていると本当に噂で済むような話ではありませんでした。
- 車を取っ替え引っ替え購入
- 家を2棟ぶっ立てた
- 特定の派遣機関だけと付き合う
その他にも変なところで気前が良かったり、怪しさ120%。
組合職員なのにブローカー行為を行う輩は受け入れ企業がどうなろうと、あるいは自分の属している組合がどうなろうと知ったことではありません。自分がマージンを貰えればそれで良いのです。だから、企業や組合がどれだけ法に触れるようなことをしても黙認をし、仮に指導をするにしても「振り」だけで解決に乗り出しません。
ブローカーまがいの職員を入管に報告しましたが、ナシのつぶてでした。もちろん、証拠らしい証拠も掴んでいませんし、ブローカーを匂わせる言動をまとめて報告しただけです。
本気でブローカーを排除していくのであれば、関係団体から報告があったら「疑惑」の時点でもすぐに行動するべきです。機構や入管は。罰則を強化する程度では「仕事した振り」ですからね。
外国籍の人間によって構成されているような組合は要注意!
はっきり言います。
China人やベトナム人が多数在籍していて受け入れ人数がそれなりに多い組合は要注意です。っていうかほとんど日本人がいないような監理団体です。
国の習慣として、または民族性として
- 賄賂を常習的に行う
- 賄賂こそ潤滑油だと思っている
- 賄賂は悪いことだと認識していない
China人などはまさにその典型です。どんな商売をやっても必ず中抜き、キックバックは当たり前です。日本人の常識や日本の法律では彼らの行動を抑制することはできません。日中なんたら、日越なんたらという監理団体こそよくよく注意すべきですよ。
まあ、首相がここまで言い切ったのですから、ブローカーまがいの連中を継続的に外国人技能実習機構に報告していけば動くかもしれませんね。
ブローカーは組合内にもいるし、人材派遣会社の社長、受入企業の社長や担当者など誰でもなれることができます。