外国人実習生受け入れを赤裸々にっ!

外国人技能実習生の受入れで起こったトラブル、選抜方法、失踪、どんな監理をすればよいのか…すべて書きますっ!

実習生の管理

外国人技能実習生の人間レベルの格差

 

専門学校卒(中学卒業後に通う技術学校)、高校卒…同じ学歴の実習生でも、考え方、日本での過ごし方一つで1年後、2年後、3年後…と時が経つと洗練度が全く違ってきます。日本語能力が一定以上ついてくると、日本人との会話も問題なくなります。

日本人と会話をすることで、日本人の考え方やマナー、人付き合いを学ぶことで視野が広がっていきます。日本と比べることで、自分たちのモラル、マナーの悪いところが見えてきます。

私自身、中国で働いていたことがありましたが、その時は日本の良いところ、悪いところがよくわかりました。母国を離れてやっと分かることってたくさんあります。

ちょっとした気づきなのですが、気づかずに3年間実習をするのとでは人間の成長に大きな差が出てきます。とは言え、やっぱり日本の社会を学んで自分を成長させていこうとする実習生は…30%前後ですかね。その他の実習生は、金を稼げればOK。日本語を学ぶ気なし。3年間とりあえず頑張れば良いやと考えています。

もちろん、悪くはないのですがどうせならもっと日本を楽しんだ方が良いですし、問題を起こすのは後者の実習生が多いです。
中国人実習生の数が増え、1社あたり10名を超えると中国社会が出来上がります。受入企業としても、10名上の中国人が働いていると「我々とは異質なもの。言葉が通じない」と思って交流も少なくなってしまいます。中国の社会ルールで生活しているので、日本のルールを無視するようになってきます。

成長する実習生と成長しない実習生

ところが、同じ宿舎で暮らしていると実習生同士の軋轢が生じてきます。
別に実習生だから、中国人だからベトナム人だからという理由ではなく、他人と集団生活していたら大なり小なり軋轢が生じるのは当然です。これに加え軋轢が生じる原因として、実習生間のモラルの差、成長の差が挙げられます。

中国人実習生を例にすると、

  1. 宿舎の共用部分は汚くても気にしない。
  2. トイレを流さない。
  3. 職場で痰唾を吐く。
  4. 会社の小便器をきれいに使わない。
  5. 大声で話さない。

中国では「困った人を助けよう」が小さい頃から聞かされるのがモットーというかスローガンです。方や日本では「他人への迷惑をかけない」です。

上記5点は明らかに他人へ迷惑をかける、不快な思いをさせる行為ですよね。
日本式の考え方が身につきはじめ、共用部分をきれいにしよう。パソコンゲームやチャットの音量を小さくして、みんなに迷惑をかけないようにしよう。自分が掃除当番ではなくても、汚いところがあったらきれいにしよう…一部の実習生にこのような意識が生まれてきます。

一緒に出身国内で研修をし、同期で入社した仲であってもモラルや人間性の成長の差があると、1年、2年経つうちに諍いが生じるんですよね。喧嘩にまで発展することがあります。

喧嘩両成敗が鉄則ですが、事情を鑑みると割合的にAさんに2割の原因があり、Bさんに8割の原因がある場合もあります。Bさんが部屋でタバコを吸ったり、共用部分を汚しっぱなしにしているのを見て注意したら、Bさんが逆ギレして喧嘩になった…。
よくあるパターンです。 外国で暮らし、多くの人と交流し視野を広げていれば、自分たちの社会がいかに小さなものかわかるんですが、多くの実習生は小さい世界に閉じこもったままです。

 

日本人と仲が良いと疎まれるケースもある

日本語がうまい、日本人との人間関係が良くなると、それに嫉妬する実習生が出てきます。彼の悪口を新人の実習生に吹聴したりとか。おべっか使いだとか。
私はおべっか使いでも良いと思います。おべっかを使えるということは、日本人の考え方をある程度掴んでいることだし、日本語力も必要でしょう。何よりセンスが必要です。処世術を身に着けていくことも彼らにとって必要なことです。彼らはおべっかでなく、きちんと会社のために仕事をしようと思っている人が多いですね。

実習生の管理は会社、日本社会のルールを守らせる、きちんと実習をする、日本語を学ばせることが重要です。加えて、彼らのモラルの向上、人間的成長も遂げることができれば…監理団体のいち職員として嬉しいです。うまく啓発できないかと日々試行錯誤しております。


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