外国人実習生受け入れを赤裸々にっ!

外国人技能実習生の受入れで起こったトラブル、選抜方法、失踪、どんな監理をすればよいのか…すべて書きますっ!

実習生の管理

外国人技能実習生に丁寧すぎる説明は返ってわかりにくい

 

先日、中国人実習生の宿舎を訪問したら国慶節を祝って豪勢な食事を作っておりました。メインディッシュは『雷魚』カムルチーとも呼ばれていますな。台湾から輸入した食用魚ですが、現在は食用にされておらず、日本各地の水系にそれほど目立たずにひっそりと生活している肉食魚です。

 

中国語だと『黒魚』と言うそうです。黒魚だからてっきりブラックバスかと思っちゃいました。

雷魚を食してきました。初体験!
淡水魚なので海水魚のような身の締りはなかったですが、ホクホク、片栗粉と油が見事に調和していて食感はプリッとしていました。全く中国人実習生の料理の腕にはいつも舌を巻きますね。うまかったです。もし、雷魚を食す場合は、加熱処理をしっかりしてくださいね。他の淡水魚と比べて寄生虫が強力なようです。

 

通訳しづらいダラダラ説明

さて、私は多少中国語が話せるので、基本的に巡回等は一人。配属や現場通訳も一人で行っています。ただ、私の中国語なんて所詮は外国語。ネイティブには敵いませんし、変な中国語なので実習生に笑われることもあります。それでも、仕事で使う分にはなんとかなっていますし、現場レベルでは…どうにかなっています。

外国人技能実習生との会話で気をつけること

通訳をする時に気になるのが実習指導員さんからの説明。
簡潔明瞭で分かりやすい方もいれば、結論を先延ばしにし、ダラダラと長い割には中身が無い。8割はムダです。2割の内容をまとめて彼らに伝えるので、担当者からしてみたら、

「あれ?こんなに気合い入れて話したのにこんな短い通訳なの?」

という顔をされます。
本当に余計なことが多いんですよね。外国人だからわからないのではなく、日本人にとっても話が長くて言いたい要点がわからなくて困るんですよね。

溶接現場に連れて行ったときのこと。

「ここが皆さんの働く場所です。この大きくて厚い板はあなた達が加工するのではなく、あちらの機械で切断してから加工します。作業の時は指を切らないように気をつけて下さい。それから、その足元にある薄い板は金属プレスで曲げ加工するもので、皆さんも多分小学校時代に図画工作でやったと思いますが、鉄の板を曲げたり切ったりして行う加工です。あ、でもみなさんは溶接ですね。先程の大きくて厚い板で作る製品の大半は機械で加工しますが、仕上げは人の手で行っています。実習生にもお願いするかもしれませんが、まだ実習生がこの仕事に携わった事例はありません。皆さんはまず他の職場での仕事を覚えてください。クレーン作業もありますので、そちらもがんばってください。玉掛けはすでに講習済みですね。事故に気をつけてください。安全第一です」

…。

わからんです!
これをそのまま通訳しても、返って混乱するし、実習生たちも不安に思うでしょう。要約するべき内容すら無さそうですが、ポイントを伝えます。

  1. 大きな加工物は機械で加工している。
  2. 機械溶接の仕上げは人の手による。
  3. クレーン作業を後ほど学ぶ。
  4. 安全第一、事故に気をつける。

この4つがポイントでしょう。
作業をしない部分について、「指云々~」と話すと返って混乱しそうです。金属プレス云々は飛ばしてしまっても構いません。

池上彰の伝える力は強力です。ビジネスの上でも大変参考になります!
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要点をまとめてもらって簡潔明瞭に伝える!

万事がこの調子ですので、聞いている方は非常に疲れますし、私も頭の中で要点を絞る作業を経て通訳しています。ご担当の方には、

「すみません。ちょっと専門知識がないので、簡単に要点だけ教えて下さいませんか^^;?」

と、お願いしています。
そうすると、5分位は簡潔に話してくれます。でも、いつものクセでまたダラダラと説明し始めちゃいますけど。こちらも、何度も担当者に意味を確認しながら通訳をしています。

実習指導員の方は要領よく、簡潔にまとめて話す習慣をつけると実習生も理解してくれます。難しいのが、ダラダラと説明が長い人は分かりやすく分かりやすく教えようとして丁寧になりすぎているんです。そういう人に限って人が良いんですよね^^;

分かりやすい順番としては、

  1. 結論、やるべきことを先に話す。
  2. 作業全体のイメージを掴ませる。
  3. 1~5までのステップがあったら、5から説明する。
  4. ステップ毎の注意点を最後に話す。

注意点から先に話す人が多いです。
仕事に精通しているだけにどうしてもそうなってしまいます。言葉も技術も未熟な実習生にとっては、ド素人でもわかるような簡単な説明が最適です!ちょっと注意するだけで相手への伝わり方がグンとよくなるので試してみて下さい!



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