外国人技能実習生の通訳をしていると舐められることもある

曲がりなりにも実習現場、入社時導入研修などで通訳をさせてもらっていますが、通訳って難しいですね。専門知識が無いので、ご担当者に意味を聞きながら通訳しています。人によって説明の仕方が異なり、ダラダラと説明の長い人の話は通訳と言うよりも、要約して説明しております



実習生達に中国語を笑われてしまう

さて、通常巡回、監査などで勤務態度の悪い実習生、日本語学習をしない中国人技能実習生を叱ることが多々あります。厳しい口調で言う時もあれば、淡々と相手の改善すべき点を言う時もあります。

そんな時、クスクス…と失笑する実習生、反抗的な態度で聞く実習生もいます。
反抗的な態度の場合、更に理詰めで説明し、実習を3年続けたいのであれば勤務態度や他のスタッフに対する態度を改めること。日本語をしっかり勉強するよう、こちらが無理な要求をしているのではなく、日本で実習、生活をしていく上でごく当たり前の事を指導していることをこっぴどく言いつけます。

しかし、失笑の場合の多くの原因は…私の中国語の拙さにあります。
いくら監理団体の職員で指導する側にいたとしても、所詮は彼らにとって外国人。いっぱなしの注意をしていても、下手な中国語で言われるとおかしいのでしょう。

「なぜこちらが中国語で話しているのか?君が日本語を全く話せないからだ」
「今の君は私の中国語を笑っている場合ではない」

事を伝えます。

勤務中も日本人職員を小馬鹿にした態度を取っている人は、話が長くなるとすぐにボロが出ます。私に対する反抗的な態度も含め、長い時間かけて注意します。

私「君に笑われるほど私の中国語は下手だからな。言いたいことがなかなか伝わらないから、時間がかかるんだ。同じことを何度も繰り返し言わせてもらう」

実「い、いや。そういう意味じゃなくて…馬鹿になんてしていない」

態度を見れば反抗的、日本人を舐めきっているのは明らか。
自分が経営者で、君のような人間が職場にいたらどう思う?君が社長で言葉が出来ない(学ぶ意志が全くない)外国人を雇っていたとして・・・こんな従業員をどう思う?

外国人技能実習生の日本語能力を向上させるために



じっくりと時間をかけて指導すべし!

角度を変えて繰り返し詰めます。

やっぱり舐められると頭に来ます。
素養が高い人やマナー道徳心の高い実習生はそもそもそんな態度を取りませんし、あからさまに私の中国語を笑ったりすることはありません。日本人で私とほぼ同レベルで外国人技能実習生を管理している人は、この手のストレスを抱えていると思います。

言葉が拙くても、長い時間かけてじっくり伝えれば伝わります。企業も監理団体もブチ切れ状態、我慢の限界であることを伝え、改善を促せれば上等です。入社して1年近く経ってくると反抗的な人がちらほら出てきます。

態度の悪い人を早期発見して注意していきましょう!

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