外国人実習生受け入れを赤裸々にっ!

外国人技能実習生の受入れで起こったトラブル、選抜方法、失踪、どんな監理をすればよいのか…すべて書きますっ!

JITCOのセミナーとか

不正行為は絶対あかんっ!入管と労基の説明会

 

年に何度か、入管や労基、JITCOが主体となって監理団体に対する説明会が行われます。
まだこの仕事について間もない頃は、「人脈を広げられれば」なんて異業種交流会で名刺を交換しただけで自分が大きくなったと勘違いしている人達と同じ考えで望んでいました。初対面で名刺交換して相手の心にも、自分の心にも印象は残りません。こんなことで人脈を広げ、新規の仕事をとってこようなんて考えが甘かったです。

この手の集まりでは法改正、実際に起こった不正行為の案件など注意深く聴くべき項目もあるので、しっかり聴くようにしています。昨年、入管と労基より監理団体に対する説明会が開かれました。不正行為を働いている監理団体がいかに多いか、「参加している監理団体にだって不正行為を隠している奴がいるだろう!」という猜疑心満々の入管職員が、参加者一同を睨めつけながらの集まりとなりました^^;

私のいる団体は後ろめたいことなんてありませんでしたが…不正行為を隠し立てしている団体はヒヤヒヤしながら聞いていたでしょうな。

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労働基準監督署からのお叱り

外国人技能実習生受け入れ企業での労働関連法違反の増加が際立っている。
是正勧告より厳しい対応をせざる終えないケースが目立っているので、今後は是正勧告よりも更に重い処分を下していく!
企業に対して法令違反をそそのかしている監理団体が多い。労基署が違反をした企業を調査する際には、企業や被雇用者に対する調査だけでなく、監理団体が企業、実習生に対してどのような指導を行っていたかも厳しく調査する!

是正勧告より重い処分とは…。外国人労働者受け入れ不可、営業停止しか思い浮かばないんですけど。事件になっちゃうってことでしょうね…恐ろしや。

主な例として下記をあげました。

  1. 技能実習実施機関を適切に管理及び指導するに当たっての労務管理上の留意点
  2. 人権侵害(暴力行為、失踪防止のためパスポート、在留カード通帳を取り上げる)の増加
  3. 残業不払い等の増加
  4. 元実習生の不法労働の増加。警察は「技能実習=不法就労の温床」という認識。今後の技能実習生の受け入れ増加に対して警戒している。
  5. 技能実習生を受け入れている企業の方が、受け入れていない企業よりも法令違反が多い。

特に2.5.はDQN企業の代表格。外国人だからということで不当に扱うところがありますね。うちの組合ですとDQN系建築。労務管理は日本人同様なのに外国人技能実習生なら無理が聞く、監理団体をねじ伏せて押し通せば「お墨付き」をもらったと思って法律違反する企業ってありますよね。クソです。

 

安全、衛生面に関して

テキストをなぞりながらの説明のみでした。
雇入れ時、定期健康診断をきちんと実施すること。夜勤者は半年に二回、有害物質を使用している現場は通常の健康診断ではなく専門の診断を受けること。

 

技能実習生の入国・在留管理に関する留意点 東京入管研修短期滞在部門

入管は不正行為を発見次第すぐに監査を行う。入管より先に監理団体が不正行為を発見して欲しい。「監理団体からの報告を受けて入管が動く」のと、「入管が監理団体よりも先に不正行為を知った上で動く」のでは処分の重さが違ってくる。
才谷:「監理団体が入管へ企業の不正行為を報告した場合、監理団体及び企業はすぐに処分されるのか?」
入管:すぐに処分はしない。監理団体に対し報告書の依頼をする。様子を見る。監理団体は入管への報告義務があるので必ず行って欲しい。不正行為の重さによって対応が変わってくる。

監査報告書について

「監理団体は団体要件省令において3月につき少なくとも1回,監理団体の役員で技能実習の運営について責任を有する者が実習実施機関に対し監査を行い」その結果を入管に報告するもの」
とあるが、都合が付かない場合は他の職員に委任しても良い。その際、監査者を役員名で記入しないこと。実際に現場を監査した職員の名前を書くように。

 

建築関係の中途帰国、失踪が増加している

理由は待遇が悪いから。待遇が良ければ失踪しないので待遇を改善するのが第一歩である。「建築関係において、最低賃金で実習生を雇うのは良くありませんよ。給与上げて下さい。給与低いから逃げるんですよ!満足な賃金を与えられないのであれば、受け入れを検討しなおしてほしい」

言うよな~。ざっくりと一刀両断!DQN監理団体だけでなくDQN企業にも聞かせてやりたいくらいです。

 

不正行為に関する説明

不正行為認定をされ、受け入れ停止になってもその企業に在籍している実習生が強制帰国となるケースは稀である。※在籍者の強制帰国は相当悪質な場合に限る。

 

効果の高い監査方法

  1. 抜き打ちで訪問する。
  2. 外国人労働者の人数確認。不法就労(身分証の偽造、不携帯等)の確認。タイムカードを徹底的に確認する

任意の事情聴取について

臨検の形で任意事情聴取を行うことがある。任意なので事情聴取を断る企業があるが、任意を拒否されたら後日強制的に事情聴取を行う。

飛ばし行為に関する説明

未だに多いそうです。グループ会社(A、B)が同じ敷地内にあり、A社、B社それぞれで実習生を受け入れている場合、A社の実習生がB社の現場で、B社の実習生がA社の現場で実習をしているケースが多いそうです。うちの組合の会員企業さんでもこの問題はありました。勝手に人を行き来させておいて、それがバレると一発で不正行為認定。受け入れ停止です。

 

陽の当たる場所で受け入れ事業を行おうよ

抜き打ち監査か…。
過去に数回やったことがあります。研修生制度だったころ、残業をしていないかアポ無しでブラック企業に突撃。飛ばし行為、夜勤に技能実習指導員を配置しているかを確認するために突撃。やりましたな…。

効果的ですが、縁が切れても良い企業、切るべき企業と腹をくくってから出ないとできません。

「ぶらっと立ち寄ったので~」

と愛想笑いを浮かべて言きましたけど…企業側には腹の中は見透かされていました。

臨検の形で任意事情聴取が来て、断る企業さんがあるらしいです(汗)。すごい度胸だな…。任意とはいえ後日強制的になるわけですから、もうここは心象を良くすることだけに専念したいですね。私が受け入れ企業の経営者だったら、少なくともタイムカードと賃金台帳はすぐに出します。

悪い例えですが、強盗に凶器を突きつけられた感覚です。
現金、カードの他、着ている物すべて脱いで丸裸になる勢いで提出するでしょう。

各々方…上記肝にお銘じくだされいっ!!!


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