宮内庁が仁徳天皇陵の発掘調査をすると新聞記事に載っていました。
宮内庁と堺市は15日、同市堺区にある日本最大の前方後円墳「大山(だいせん)古墳」(仁徳天皇陵)について、今月下旬から共同で発掘すると発表した。古墳保存のための基礎調査だが、歴代天皇や皇族の陵墓の発掘に宮内庁が外部機関を受け入れるのは初めて。宮内庁は「周辺遺跡の知見を持つ堺市との連携は適切な保存につながる。天皇陵の保全管理に地元の協力は不可欠」とする。
かつて、日本を占領したアメリカ軍が調査をしたいという申し出がありましたが、それを日本政府は断ってきました。
しかし、なぜかこの期に及んで宮内庁は堺市とともに発掘調査をするとのこと。
天皇陛下のお墓であるのに発掘をし、更に観光地にするという冒涜を行うと宣言しております。行政機関の反日的行動に電凸をしている「たかすぎしんさく」様の動画です。
そもそもですね、宮内庁や堺市を始めとする連中は仁徳天皇陵を徳川埋蔵金や秦始皇帝陵及び兵馬俑か何かと勘違いしているのではないでしょうか?
徳川幕府はなくなりましたし、秦始皇帝陵もすでに滅びた王朝です。滅びた王朝の墓を発掘するのとはわけが違います。
皇室は現代まで続いており日本は天皇陛下を象徴として2600年以上続いているのです。王朝という言い方は不適切かもしれませんが、現代まだある皇室の先祖の墓を暴くというのは大変な罰当たりです。
ここ数年地震、台風、洪水など激甚災害が毎年複数回起こっております。気候の変化やその他科学的要因があるのでしょうが、皇室の祈りが足りないのではと思うことが多々あります。
皇室の神事の簡素化。皇室は本来日本と日本国民の平和と安寧を日々祈るのが一番大事なお役目です。日本は昔から災害大国であり、天地、森林、川、海に八百万の神がおり、大暴れして天災が怒らないよう祈りを捧げてきたのが皇室です。今、長きに亘って紡いできた儀式を簡素化させていることと頻発する自然災害は決して無関係ではないと思います。
美智子皇后陛下や雅子皇太子妃殿下が体調不良等を理由に例大祭を欠席し、スキーや音楽会にはいそいそと行く。内定皇室の乱れ、生前退位などというかつてなかったことが起ころうとしています。
加えて今回の仁徳天皇陵発掘です。
先祖の墓を暴かれる皇室の方々の気持ちたるや一体どんなものでしょう?例えば、「あなたのご先祖の墓にはなにか大事なものが埋まっていそうだから全部暴かせてくれ」なんて見ず知らずの人に言われたら気持ちの良いものではないでしょう。
宮内庁も反皇室的な態度がありありと見えます。
小堀邦夫靖国神社宮司が、本年6月、靖国神社内の会議で
「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ」
「はっきり言えば、今上陛下は靖国神社をつぶそうとしてるんだよ」(週刊ポスト、10月12日・19日号)と報道しました。
内部での会議を録音してマスコミに流す。異常な状況です。
小堀宮司の発言はややきついですが、現在直面している問題を的確に言い当てています。大東亜戦争中、海外で散華された英霊の方々の慰霊碑には慰霊するけれど、靖國神社には御親拝を賜っておりません。
とにかく、仁徳天皇陵の墓を暴き、観光地にすることだけは絶対にやめていただきたいっ!