受入企業にかかってくる不審電話 コンビニ、立ち食いそば屋、牛丼屋も外国人ばかり

コンビニ店員として外国人アルバイトが多く働いています。ちょっと前までは隣国の漢字一文字の姓の方ばかりでしたが、最近は東南アジア系の方も増えてきました。隣国の人間よりも親日的な東南アジア系の方の方が、数十倍マシなのですが、誰も彼もと受け入れている状況は決して好ましくありません。

駅前の繁華街など需要のあるところならともかく、地方の片田舎で昼も夜もほとんどがらんどうに近いというのに、24時間営業する必要があるのかと感じる店舗もあります。オーナーさんも自分の店だけ10時間営業にしたいなんて言うわけにもいかないのでしょう。コンビニ=24時間という常識はそろそろぶっ壊して良いと思います。

東洋経済でこんな記事がありました。

コンビニ外国人店員、なぜこんなにいるのか
もはや毎日のように顔を合わせている人たちについての話だ。地域によって差はあるものの、都市部のコンビニでは外国人スタッフの存在はすっかり当たり前になった。自宅の最寄りのコンビニともなると7割くらいが外…

ローソンの奨学金で日本の有名大学に進学できた人。
日本語学校もバイトも頑張った人。

成功体験が書かれていながらも、日本語学校ビジネスの闇にも触れています。
悪徳ブローカーが留学生から多額の手数料を徴収し、日本語学習など二の次三の次、28時間の縛りなど関係なくひたすらバイトばかりしている留学生。借金を返すことに躍起になるのでアルバイトに精を出さざる負えない。在留期間が切れそうになったら失踪して不法滞在者としてお金を稼ぐ・・・。

コンビニ外国人 (新潮新書) [ 芹澤 健介 ]

この記事に一部書かれておりますが、私は以前このブログでネパール人日本語学校留学生について書きましたのでこちらも御覧ください。

ど田舎に留学生を大量に受け入れて地域を活性化させる?

日本語学校の就労目的留学生ネパール人、ベトナム人が急増中

日本語学校が地方の産業を支えているという構造的な問題はゾッとしますね。
労働目的として日本語学校が大量に外国人を受け入れ、授業中は居眠りをしてもOK。午後からは地元の水産加工、工場、3K職場で長時間働く。留学生は週に28時間しか働いてはいけないのに、学校、職場、留学生が結託して時間をごまかす。

誤魔化した挙げ句、入国管理局、労基署にバレて強制帰国、または学校が閉鎖されてしまう。そうすると、彼らに依存していた企業もたちどころに大打撃を蒙ります。

日本語学校が留学生を派遣

日本語学校も多角化経営を目指しているのか、人手不足と思われる産業に狙いを定めて「人材派遣の営業」の電話をかけているようです。日本語学校と人材派遣会社が組んで、在校生をアルバイトとして送り込む動きが出ております。私が担当している企業の方から連絡があり、

「日本語学校(おそらく学校の名を騙った人材派遣)の生徒を雇わないかと頻繁に電話営業があるんだよ」

とのこと。

「28時間しか働けないんでしょ?」と、企業が切り返すと「最近は大丈夫になったんですよ」と言われたそうなw法律違反だろ!と、言ってガチャ切りしたそうですけど・・・。DQN個人経営者や悪徳経営者は利用しちゃいそうですよね。。。

日本語学校が労働派遣のブローカーと化したり、悪徳人材派遣者と手を組んで不正を行う事案が今後増えるかもしれません。

受入企業の皆様、こんな電話がかかってきたら、詳細を伺って労基署や警察に訴えてくださいね。

安く人を使おうと言う考えを改めていく努力が必要

何度も書いていますがね・・・。完全にデフレの影響です。安く安く労働力を使おうとして日本人が就きたくないような賃金にまで下がってしまっている。安いことになれすぎた経営者、業界が生産性向上よりも目先の低賃金に目がいってしまったことに対するしっぺ返しです。

記事には「外国人労働者を取り巻く環境が・・・」とありますが、外国人労働者だけでなく、我々日本人を取り巻く環境が激変しているのです。商品一つ取っても「MADE IN JAPAN」と書いてあったとしても、made by chineseやmade by Nepaleseであるのが真実。彼らなしでは立ち行かなくなった産業もあります。

「外国人労働者を追い出せ!」という人もいますが、まずはそれは現実的に無理。彼らの労働力は完全に日本の労働市場に食い込んでしまっているのに、徐々に減らして他ありません。上記のように

  • コンビニやファーストフードの24時間営業をやめて従業員数を減らす。
  • 賃金を上げてなるべく日本人の雇用を増やしていく。
  • 生産性を向上させるための試行錯誤を怠らない。
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