外国人技能実習制度も運用次第では良いものである

この制度にまつわる話になると、人権侵害、奴隷労働、技術移転なんて建前という批判的な記事しか書かれていません。左からも右からも批判の嵐です。私も批判しておりますが、知ったかぶりの赤化人権弁士や人権ジャーナリストなどが、

「大半の受入企業が実習生に対して人権侵害や違法行為を行っている」

というものです。

受入企業の半分以上はまともですよ。
本当に大半の企業が不正行為ばかりやっていたら、こんな制度とっくに潰れていますよ。法改正を重ねながらもどうにか残っているのは、実態は大半の企業が法律通りに受け入れているからなのです。

「普通に受け入れています」

なんて実態があったとしてもマスコミは騒ぎませんしね。法律違反、人権侵害、低賃金、奴隷労働…こういったキャッチフレーズで読者を引き付けられない記事なんて、記者は書きません。

ところが、佐賀新聞で至極真っ当なニュートラルな記事が紹介されていました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180509-03214712-saga-l41

今回は実習生側のメリットについて書いてみます。

  1. お金が稼げる。
  2. 日本語が学べる。
  3. モラル、マナーの工場。
  4. 日本の生産現場の管理状況を体験できる。

このブログの冒頭で書いてあるように、うまく運用すれば実習生、企業、監理団体にとってWin-Winの関係になれる制度です。いくら建前とは言え技術の移転ができている企業もあれば、日本語能力を身に着けて帰国する、日本語、技術以外でも「途上国(東南アジア)の若者」が外国の生活で得られる目に見えない宝物はたくさんあるはずです。

もっとも、この点は技能実習生本人たちの自覚次第です。「単なる出稼ぎ」として割り切って日本で3年間黙々と働くだけでは、人間的にもあまり成長できません。例え、技術らしい技術が身につかなくなったとしても、日本語を通じて日本人と交流したり、プライベートで日本国内を旅行したり、日本人以外の外国人とコミュニケーションを取ることで、若者の感性は磨かれていきます。国際人なんて言葉は使いたくありませんが、外国人と交流する際のマナーや立ち居振る舞いを身につけるのは決して損ではないでしょう。

無形の財産を持ってかえることが母国のマナー向上、社会モラルの向上、勤労倫理向上につながるはずだと、私は思っています。

現実的な問題としても、日本でしっかりお金を稼いでから家族の生活向上、または弟や妹の学費に使われることが多々あります。反日の隣国にはいくら日本の良さやモラル向上に期待しても、全く無駄です。しかし、東南アジア諸国の貧しい家庭の若者が兄や両親が日本で稼いできたお金で高等教育を受けることができたら、国の発展にも繋がりますし、先進国に留学してみたいと考える若者も増えてくるはずです。

左巻きの連中が批判する記事内容ばかりですが、今回は本当に実態を伝えてくれた非常に良い(でもごく当たり前のこと)を報じてくれたと感じました。

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