外国人実習生受け入れを赤裸々にっ!

外国人技能実習生の受入れで起こったトラブル、選抜方法、失踪、どんな監理をすればよいのか…すべて書きますっ!

新職種の話

「看護」すら外国人技能実習制度に組み込んでしまうのか…?

介護や看護、農業、建設は外国人技能実習の枠組みに入れてはならないと思っています。介護や看護はそもそも物作りではありません。直接人の命を預かる仕事ですし、ましてや今回の看護については、ちょっとしたミスが患者の命につながることになりかねない非常にデリケートな職種です。

これら4職種に対して受入れ反対を唱えるのは、安全面における危険性が非常に高いからです。建築に関しては日本の安全神話とも言われるインフラ設備を外国人技能実習生に任せることに非常に抵抗があります。

長崎新聞社より抜粋:

離島などで公立病院を運営している長崎県病院企業団は、深刻な人手不足を補うため、国の「外国人技能実習制度」を活用し、外国人看護助手の導入を計画していることが27日、分かった。今年末にもミャンマー人2~4人を上五島病院(新上五島町)に試行的に配置し、将来的に受け入れの拡大を目指すとしている。

中略

企業団の米倉正大企業長は「悪化している看護師の労働環境の改善と、医療の質維持のため早急な対策が必要。日本の現場に対応できるか見極めた上で(外国人の受け入れを)拡大させたい」と話している。

参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180228-00000004-nagasaki-l42

離島で人手不足。更に夜勤者が集まらないため病院の運営に支障をきたしています。ただ、それを外国人技能実習制度を活用して穴埋めするという考えはいかがなものでしょうか。外国人技能実習制度は本音と建前が、はるか昔から批判されてきましたが、昨今の状況をみると建前すら崩壊しています。

  • 労働力として。
  • 人手不足を解消するために。

建前が崩壊して、人手不足を解消するためには外国人を入れよう。日本は単純労働の外国人を受け入れられる制度がないから、外国人技能実習制度の枠組みで入れよう。でも、職種がない。ならば、新職種を作ってもらえば良い。

一企業や一組合の願望であれば話はわかりますが、新職種を新たに設立するためには業界団体単位での動きが必須です。どの業界にも政治家先生が必ず絡んでいます。業界団体の会員企業の賛同者を集め、政治家でもある理事連中を動かして、外国人技能実習機構に新職種として許可してもらう。

ビルメンテナンス職種あたりから、新職種として認められる動きが非常に顕著です。介護が許可されたことで、余計にこの動きが活発化しています。

この記事でつい失笑してしまうポイントがこちら。

「悪化している看護師の労働環境の改善と、医療の質維持のため早急な対策」が、どうして外国人看護助手の受け入れにつながるのか?悪化している労働環境に外国人を投入したら、更に混乱をきたすのは間違いありません。彼女、彼らの言語の問題。更に衛生観念は日本人のそれとは全く違います。彼らを現場に投入したところで、医療の質が維持されるとは到底思えません。

看護技能実習生がもし実現したとしても、やってくるのは東南アジア諸国からでしょう。衛生概念ははっきり言って大東亜戦争以前、いや、明治以前よりも劣っている国だってあるのです。

 

日本では必ず消毒しなければならない器具、使い捨ての器具なのに、まだ使えるからと言って使いまわしたりするかもしれない。また、使用済みの医療器具を転売する可能性だってあるかもしれません。疑いの目でばかり彼らを見てはいけないのは十分承知していますが、長年外国人技能実習生と接してきて日本人では考えられない行為を何度も目の当たりにしてきました。だから、どうしても疑わざる負えないのです。

言葉や習慣を身に着けさせれば良い、教育次第で日本人と同じ意識で仕事をしてもらえるんだ。人間皆同じ。

などと考える方もいらっしゃるでしょう。
でも、それは正直言って甘い。非常に甘い考えです。

元々母国でも学習意欲があり、日本に留学して日本を学ぼうという留学生が就職するのであれば、上記のように順応していくかもしれません。しかし、技能実習生は違います。

日本でいくら稼げるか?が全てなのです。

私は、介護や看護の仕事というのは、報酬だけでなく、仕事に興味があり、使命感がないと出来ない立派な仕事だと思っています。

人手不足だからと言って看護助手を外国人技能実習生で補うという志向は非常に短絡的だと思います。今回の記事は離島が舞台なので、やむを得ない事情だというのはよくわかります。しかし、「看護助手技能実習生」が認められてしまうと、これが橋頭堡となり、全国に普及してしまうことは間違いありません。

そもそも介護や看護などに優秀な人材は集まらない

先日、木村よしおの外国人技能実習生意見交換会に参加した時も、いみじくも、ある組合の職員が「介護技能実習生が集まらない。日本語ができる優秀な人材がわざわざ介護技能実習生として日本に来ることはない」おっしゃっておりました。

木村よしおの技能実習制度意見交換会での意見

この一言がすべてを現していますね。

介護、ましてや看護となると患者の命に関わる仕事であり、専門知識を頭に叩き込むのに時間が掛かる上に日本語能力が求められます。これらを消化するためには、忍耐強く勉強できる人、学習が大切であると認識できる人、今まで頑張って勉強した経験がある人たちです。

しかし、外国人技能実習生たちの多くは経済的な理由や、高校や大学に進学することが面倒で勉強したくない、母国の教育競争からドロップアウトした人達が来ることが多いのです。彼らに介護や看護の専門知識、日本語を身につけさせるのは至難の業です。

これまでの物作りの現場では日本語があまり出来なくても、仕事さえできれば、取り敢えず3年間全うすることができました。介護、看護は対人サービスであり高度な日本語が求められます。優秀な人材を求めても、待遇が低賃金では集まりません。

看護される人の身にもなって考えれば、看護助手として外国人技能実習生を受け入れることが異常であり、正気の沙汰ではないと気づくはずなのですが…。


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