売国!自民党議員「木村よしお」の技能実習制度意見交換会

首都圏に事務所を構える組合さんは、平成30年2月16日に行われた上記意見交換会に参加された方もいらっしゃるかと思います。もし、参加していなくても、こんな招待状が届いたのではないでしょうか?

え?うちのようなオンボロ組合に議員先生から招待状が来るなんて!
偉くなったものだなうちの組合も…なんて感心していました。しかも、民進党や立憲民主党などのあからさまな反日政党ではなく、政権与党である自称保守を名乗る自民党議員の先生ですよ!

「さぞかしご立派な方に違いない(棒読み)」

と、ブログのネタにはなるかと思い行ってきましたよ。花金にも関わらず。

木村よしおなんて聞いたことがなかったので、まずはググってみるかと思いましたが、変な先入観を持って話を聞きたくなかったので、ググるのは意見交換会が終わってからのお楽しみということで拝聴してきました。

木村よしお議員に関しては後ほどググらせて頂いたところ、保守系のブログでは売国議員と叩かれていました。確かに移民推進派、グローバル化の名のもとに自民党外国人労働者等特別委員会委員長となっておりますからね。

自民党は本当の保守である政治家も何人かおりますが、多くは中道左派や左翼。二階俊博を始めとする媚中派、親韓派などの海外利権を貪る左翼系ばかりです。木村よしおもそのうちの一人ということなのでしょうね。

意見交換の時間は、質疑応答含めて1時間程度。非常に短いものでした。
厚労省の役人、法務省の役人が予め寄せられた資料を元に回答していく内容でした。どれも聞いたことのあるような質問であるか、制度上変更することはかなわない要望ばかりでした。

木村よしおの発言をまとめてみた

録音をしたわけではありませんので、自分の記憶とメモを頼りにできるだけ再現してみます。

木村よしおから簡単な挨拶。
「労働力として外国人をドンドン受け入れたい」と、はっきりと言っておりました。

中身の無い質問をして自分をアピール

厚労省の役人から寄せられた質問に回答。
途中、木村よしおが何度か話を遮りました。それも、身のある反論や意見ではなく、素人丸出しの内容でした。

技能実習生の賃金に関しても、
「給与から管理費を引かれて手元に残るのはいくらだ?」

とかね。技能実習生から管理費を徴収したら違法です。

日本人は介護施設入居者に頻繁に暴力を振るう

「介護では現場の人材が不足している。外国人は日本人よりもよく働く。日本人は真面目ではない。日本人は要介護者に対して平手打ちをしたり、ナイフで脅したり、挙句の果てには入居者をベランダから突き落としたりするが、外国人は真面目によく働いてくれる

これは問題発言ではないでしょうか?
日本人は悪さをするけれども、外国人は真面目で一生懸命。一生懸命仕事しても、家族を養うこともできないような薄給でこき使っておいて、日本人は真面目じゃない、暴力的だと言う始末です。これは介護施設で働いているすべての人に対する侮辱ではないでしょうか?

確かに介護業界において、そのような事実があったのは知っています。しかし、多くの介護士さんは一生懸命仕事をされています。木村よしおを含めた我々のような介護業界を知らないド素人にはわからない苦労や苦しみを抱えながら、毎日の激務をこなしているのです。それをあざ笑うような日本人に対するコメント。これって左翼が好んで使う差別発言ってやつではないでしょうか?

このような発言は許されるべきものではありません。

やる気さえあれば日本語試験に合格しなくてもよい

また、介護技能実習生には様々な要件があり、日本語検定N4に合格していなければ入国許可がおりません。更に、無事に入国できたとしても技能実習2号に上がる際には、N3に合格しなければなりません。

これに関して木村よしおは、

「やる気のある人であれば、ドンドン受け入れて、仮にN3に合格しなくても在留させるべきである」
「試験に合格できなくても、日本語学習に意欲がある人には残ってもらう」

と、2,3度繰り返しておりました。

「せっかく介護職員として来てくれているのに、送り返してしまったら意味が無いだろ。制度を厳格に守るのは良くない。現実に見合った受け入れをすればいいじゃないか」

まず、介護入居者の気持ちを考えたことがあるのでしょうか?
言葉がほとんど通じない外国人に介護される人達の気持ちを考えたことがあるのでしょうか?
お年寄りの方の声が聞き取りづらい、気難しい人もいる、ちょっと認知症気味の人もいるでしょう。言葉が通じない不安、入居者の安全面についてこの男は考えたのでしょうか?

このような男に限って自分が介護施設に入居した場合、

「俺の介護は日本人だけ。外国人に介護させるな」

と、喚くはずです。

技能実習移行試験を5年後になくす?

技能実習実技試験3級の試験内容が現場の作業とマッチしていないという意見に対しては、

「義務化された試験(通常の技能実習生の技能移行試験3級、2級、介護の日本語検定試験含む)を受けなくても実習が続けられるようにする!え?法律で決まっている?よし、じゃあ5年後は試験を受けなくても実習できるようにしてやる」

組合や企業に対する人気取り発言です。
そもそも、こいつが5年後国会議員でいられるかなんてわかりませんよね?いくら外国人労働者受け入れ推進派の議員とは言え、練りに練った技能実習制度の根幹とも言える「技能検定試験合格」という条件を覆すことは不可能でしょう。あまりにも非現実的であり、あてにならないコメントです。拍手していた方もいらっしゃいましたが、大半の方は無反応。白けた表情でしたね。

そりゃあそうでしょう。ただでさえマスコミや国民世論から叩かれている制度です。自民党のいち議員の一言で試験が必須でなかったら、今以上に野党や国民から叩かれるでしょうよ。

この問題と拉致問題を比べるのは失礼なことかもしれませんが、保守と言われる自民党が、毎年日比谷公会堂などで拉致被害者を救済する会を開き、

「今年こそ絶対に拉致被害者を取り戻すぞー!」

と言いながら、会合が終了すると、

「では、皆さん!来年もよろしくお願いしますっ!」

今年中に拉致被害者を取り戻すんじゃないんかいw?
ようはこれと同じ感じで、その場の雰囲気や票取りのために大言壮語を吐くわけです。

5年後ってのも味噌ですね。任期が来て、選挙でそのまま落選。国政に戻れない状況になってくれればどれだけ良いことか。

そもそも、外国人技能実習制度自体、腐っても途上国に対する技能移転であり、それも「モノ作り」であったはずです。会場の厚労省の役人も言っていましたが、介護とは「対人サービス業」であり、モノ作りではありません。業界の強い需要に応じて高いハードルを設けながらも、渋々外国人技能実習制度に組み入れたのが現実でしょう。来年度から更に介護報酬を引き下げる発表をしておいて「日本人がやりたがらない仕事だ。介護のなり手がいない。外国人たくさん入れろ」っていったいこいつらはどこの国の人間なのかわかりませんな。

それにも関わらず、制度の建前と労働者としての本音が乖離している。この法律は不十分だから、外国人労働者としてドンドン受け入れられるように制度を変更しろと言っているようなものなのです。不正行為を働く企業や監理団体を野放しにしておいて、「制度が悪いからだ」で済む話ではありません。

外国人技能実習機構を作ったから今後は良くなると思っている政治家どもが多いようですが、法改正後、外国人技能実習機構ができてよかったなあと思ったことは一度もありません。多くの組合や企業がそう感じているはずです。何度も書いているとおり、厚労省の天下り先確保。利権確保に過ぎません。

上述したように自民党というのは保守、左翼とごった煮のような状態です。
保守と言われる、虎ノ門ニュースで有名な青山繁晴議員や杉田水脈議員、山田宏議員、長尾敬議員など心ある議員もおります。彼らと真逆のことをやっているのが木村よしおです。

自民党においては木村よしおのような考え方が主流かもしれませんが、日本人の立場であれば青山繁晴議員他4名のような方たちの考え方こそ、一般常識と言えるでしょう。

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