外国人実習生受け入れを赤裸々にっ!

外国人技能実習生の受入れで起こったトラブル、選抜方法、失踪、どんな監理をすればよいのか…すべて書きますっ!

キックバック話 実習生の失踪

派遣機関が実習生から徴収している過剰な手数料を返還!

2018/01/16

ベトナム人技能実習生の失踪が巷を騒がせています。2017年版のJITCO白書を見ると、2015年あたりからベトナム人技能実習生が激増し、昨年は中国人技能実習生の数を超えました。2013年あたりまでは、中国人技能実習生一強という形でダントツの数を誇っていましたが、今やベトナムに越されました。技能実習制度の分野において、反日国家からの流入が減ったのはめでたいことではありますが、ベトナム人の失踪が頻発しているのは非常に危険なことです。

今までさんざん失踪の大元は技能実習生が背負ってきた借金のせいであり、それは派遣機関が不正に実習生から手数料を巻上げている。その手数料のうちの10%~20%以上が監理団体の幹部クラスにキックバックされていると書いてきました。

実はうちの組合でもベトナム人の失踪が目立ち始めました。ベトナム派遣機関3社とお付き合いさせていただいており、そのうちの一社に所属している実習生だけはよく逃げます。それもみんな女子ですよ?私が担当している企業においても1名失踪。

おかしいと思って居残っている技能実習生4名に事情聴取。なんと手数料6000ドル。保証金3000ドルの合計9000ドルが徴収されておりました。派遣機関の人間を呼びつけてすぐに抗議。あんたらが借金を背負わせているから彼女たちが失踪するのだと。違法に巻上げているので、内訳を聞いたら実習生が言っていた額と同じでした。

  1. 手数料6000ドルのうち2000ドルを技能実習生に返還する。
  2. 保証金に関しても早急にベトナムにいる家族に返還する。

上記2点を派遣期間に伝えました。実習生本人に返還する2000ドルも「本国にいる家族」にまとめて返還すると言っていたのですが、信用してはいけません。中国人と相対する時、私は基本的に「性悪説」でのぞんでいます。ベトナムに関しても、この時ばかりは同様に性悪説でのぞみました。

「私の目の前で技能実習生に2000ドルを現ナマで返金しろ」

と伝え、企業訪問時に担当者と社長に謝罪し、実習生に返金。

合計8000ドル!現ナマ!

すごい迫力だぜ!

なんて、普段貧乏生活で見慣れておりませんのでびっくりしちゃいましたよ^^;
で、保証金の件ですが、おそらく彼らはすぐに家族に返還しないでしょう。帰国後に返還するでしょうね。ベトナム国内の事に関しては、彼らは好き放題。金銭トラブルは必ず日本国内で現金処理が一番です。

 

そう言えば企業担当者のChineseがキックバックを…

そうそう、もう3年前にもなりますが、中国人技能実習生でも同じような案件がありました。

当時、技能実習生が喧嘩をした挙句、アパートの備品を破壊しまくったので強制帰国となりました。その際、必ず問題となるのが保証金の問題です。彼は確か2万元の保証金を預けており、出国手数料と含めて7~8万元取られていました。当時のレートでは、日本円にして100万円以上です。法外と言ってはあまりに法外。

事実確認を他の実習生としたところ、手数料はみんな同額だが、保証金の多寡については保証人(公務員等社会的地位がある程度ある人)が付く人は数千元の保証金だが、保証人が見つからなかった場合は万単位で保証金を預けなければならないこと。

技能実習生の質も悪く、多額の借金を背負わされている。
原因はキックバックでした。この受入企業には中国人が在籍しており、2期生の受け入れは、1期生の実習生とは違う派遣機関をリクエストしてきました。この中国人がキックバックをたくさんくれる派遣機関を選択したのでしょう。私はこの企業の日本人担当者に散々伝えてきました。

「彼らの社会は賄賂社会であり、必ず自分の懐を潤すために会社を利用する。キックバックが渡った場合、派遣機関の売上が減り、実習生の選抜や管理に力を入れず、いざトラブルが起こった時に何の役にも立たない」

忠告したにも関わらず、

「いや~。岳さん(仮名)は社長の懐刀だからさあ~」

そういう問題ではないんですけどね。中国人にしろ、ベトナム人にしろ、雇用者側が雇い入れる人間の国情や民族性について無知だと、必ず彼らに足元を見られます。よく技能実習生とは文化や習慣が違うと言われますが、それ以上に致命的なのが彼らの民度の低さなのです。道義心、道徳心の低さと言っても良い。

いくら日本語がペラペラで日本人とうまく馬を合わせて仕事もできる。在日歴も10年以上で永住者。また、日本国籍取得者であっても油断禁物です。彼らの思考法は我々と違います。

話がそれそうなので、このへんで。
とにかく、上記のベトナム派遣機関については現ナマで返金をしたので一歩前進です。この機関から受け入れ中の企業が残り3社あります。この3社に在籍中のベトナム人からも同額を徴収していたことが発覚したので、2000ドルずつ返金してもらいます。

このベトナム派遣機関ですが、やるべきことをやってもらった後に「お取引しませんよ」と伝え、縁を切ります。今のところは「きちんと処理したら今後も受け入れる」と伝えていますが、このような悪徳派遣機関を許してはいけません。日本から叩き出す勢いで厳しく接します。


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