新制度の書類申請で組合もJITCOもてんてこ舞い

新制度に移行してからの書類手続き、皆様どうですか?
私個人の仕事のキャパが低い上に、煩雑な書類作成、JITCOも機構も不慣れで作成側の我々組合は大混乱に陥っています。

私の同僚はJITCOでチェックをせず、直接機構へ申請書類を持ち込んだものだから、さあ大変!!!

旧制度と違って、書類の不備、質問等については機構から「作成者」である企業担当者へダイレクトに連絡が入ります。作成者とは言え、書類の大半は組合が作ったものです。それに企業が印鑑を押しまくっただけ。手元に書類の写しはおいてあるけれども、内容については不案内です。

その状態で機構の人間からあーだこーだとツッコミが入るわけですから・・・企業担当者が対応できるはずありません。書類に不備があるのは当たり前ですが、機構の人間から「どの書類のどこの項目が…」と言われて、見当もつかない状況では、許可が降りるまでかなりの時間がかかるでしょう。

同僚の話によると、機構の担当者がかなり高飛車だったらしく、不見識な企業担当者がめちゃくちゃに怒られたそうですw

そりゃそうなるわな。

という訳で、面倒でもJITCOに持ち込むなり提出して事前にチェックをした方が無難です。
私は書類を一通り揃えてから東京田町のJITCO本部まで足を運んでチェックしてもらいました。訂正箇所はなんと41箇所w

撃沈です。

「才谷さん…一応チェックしたけど…もう一度刷り直した方が良いね…ははは…」

あまりのミスの多さにJITCO担当者もドン引きしていましたよ。重い書類を再び持ち帰るという醜態を晒しつつ、指摘された部分を全て修正して郵送。

後日、連絡があり10箇所ほど訂正が入りました。

その2週間後、再び連絡。4箇所の訂正依頼。

で、その3日後に2箇所訂正依頼。

一応JITCOでの書類審査を終え、JITCO内部で決裁をしてから機構へ提出するとのことでした。JITCOでの審査期間はおよそ2ヶ月でした^^;

書類が超苦手な自分にしては頑張った…と敢えて慰めも込めて自画自讃。
「JITCOの仕事が遅い」と言って苛ついている同僚もいますけど、JITCOさんだっていろんな組合から書類をもらって、膨大な量をこなしています。不慣れな中本当にお疲れ様、お互い様だという広い心で接しています。

悪いのは誰なんだ?

と、同僚が言っていましたが、これはもちろん外国人技能実習機構なる素人集団、天下り団体をこしらえた日本政府と厚生労働省でしょう。いくら書類を増やし煩雑にしたって、不正行為を劇的に減らすのはほぼ不可能。

日本の行政の特徴として、書類や手続は煩雑なくせに、許可のハードルは著しく低いというのが大問題でしょう。難民申請然り、外国人の免税手続き然り、外国人の生活保護支給然り。

書類を少なくして、許可のハードルをうんと高くしたほうが、不正を未然に防げるのにねえ…。チェックの視点を変えてほしいものです。

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