外国人実習生受け入れを赤裸々にっ!

外国人技能実習生の受入れで起こったトラブル、選抜方法、失踪、どんな監理をすればよいのか…すべて書きますっ!

実習生の失踪

外国人技能実習生の失踪を防ぐには保証金は必要悪

ベトナム人技能実習生が3名同時に失踪!!

ぐはあ~~~~…。
2日間出張に出ており、事務所に戻ったらみんなの様子がちょっと慌ただしい。どうしたのかと聞いてみると、

「ベトナム人が3人失踪したんだよ!同時多発で」

話を聞くと3名ともそれぞれ企業も違うし、都道府県も全く違います。共通点と言ったら、同じ派遣機関だということです。ベトナム国内の研修施設で知り合ったのでしょう。私はまだベトナム人を受け入れている企業を1社しか担当していないので、難を免れてはおりますが、他の担当はバタバタしております。

「ああ、またか」

と、思っているのでしょうけどね。ただ、現在一般監理団体として申請をしているので、失踪が増え続けると減点対象となってしまいます。失踪されると気分が悪いです。ほとんど見つからないし、企業、監理団体への裏切り行為の最たるものだからであります。

うち一名は、彼女が他の派遣機関を通じて出国しており、中国地方で実習中です。彼女に会いに行った可能性も高いです。今まで、片方が失踪した場合、もう片方も時期をずらして失踪する可能性が高いです。大抵、男が先に逃げて女が後を追う形です。この女も失踪の可能性高しです。

 

失踪者に罰金を課すのはどう?

さて、失踪が目立つベトナム人ですが、ミャンマーも相当失踪が多いようですよ。記事によると失踪率が9%だそうですwベトナム人、中国人は来日数も多く、失踪者も多いけれど、2年ほど前のデータでは失踪率は3%ちょっとです。

苦肉の策なのか、ミャンマーは技能実習生が失踪した場合、罰金を科す動きが活発なようです。

 

技能実習生が逃亡の際、ミャンマーの家族にも罰金を課す条項を盛り込むよう要求へ

日本へ技能実習生を派遣している海外労働者派遣会社70社が設立した委員会は、労働・入国管理・人口統計省に対し、実習生が逃亡した際に罰金を課す条項を契約書に盛り込めるよう要求することがわかった。日本へ派遣された実習生が職場から失踪している問題を解決するための措置。

チョー・ミン・ライン委員は「実習生が逃亡した場合、ミャンマーにいる家族が実習生の給料の5倍を罰金として払うことを約束させる」とコメントした。

労働・入国管理・人口統計省の発表によると、2016年に日本へ派遣された技能実習生は4,000人で、そのうち9%が逃亡している。
[The Voice] 2017/9/12

参照元:http://myanmarjapon.com/newsdigest/2017/09/21-001630.php

う~ん…。
現行制度でも罰金なんて取っちゃいけないはずです。労働者派遣会社70社が設立した委員会に、どれだけの権限があるのかわかりませんが、日本政府はこんな条件に対して是としないでしょうね。

罰金なので保証金とは違うのでしょうけど、保証金を取らずに失踪した実習生の家族に対して「お前の息子は失踪したんだから、うちに罰金を払え!」と、派遣機関が言ったとします。家族は払いますかね?払わないでしょう。

そうなったら裁判になるのでしょう。罰金を取ることが合法なのかが問われるような気がします。

保証金、保証人が失踪防止の要である現状

保証金という名目でお金を先に預かり、実習生が逃げた場合は保証金を返還しない。これは現行制度でも不正行為です。

しかし、現状、名目を変えて実習生からお金を預かっている派遣機関はゴマンとあります。そうしないと、抑止力がありませんし、保証金以外に保証人を立てている派遣機関もあります。保証金、保証人に関しては、「非人道的」ということで不正行為になっております。

技能実習生を拘束してしまうからです。確かに非人道的かもしれません。でも、必要悪だと思うのです。ミャンマーのなんたら委員会は「罰金」を取るようにしております。認められなかったとしても、失踪に苦しむ派遣機関の切実な声を反映し、制度に一石を投じることになれば良いと思います。

外国人技能実習生採用時の学歴

何度か書いておりますが、日本の人道的でぬるい法律では、食うや食わずでモラルの低い発展途上国の人間を縛ることは無理なんです。日本の警察は優しいし、完全に舐めきっています。入管、外国人技能実習機構は口を揃えて、「失踪の予防策を」と言っております。「一番の失踪防止策は彼らからお金をとること」なんです。彼らは不正行為でも、場合によっては犯罪行為を行います。一見怖いもの知らずですが、一番怖いのはお金です。金銭的なダメージを受けることを嫌っています。逆を言えば、お金で言うことを聞かせるしかないんです。

以前、愛知県警が受入企業に対して失踪防止の話をしにきた時、青瓢箪サイバー課の署員が、

「失踪を防ぐために保証金を取ったらどうですか?」と、提言したときには思わず笑っちゃいましたよ。

なんだか嫌な話になってきましたが…本音は書いていきましょうよ。

保証金、保証人については取るべきだと思います。

  • 失踪は犯罪ですよ…
  • 失踪して就職しても、社会保障は保証されませんよ…
  • 最低賃金未満で働かされますよ…

こういったことをいくら話したって逃げてしまうんです。お金で縛る。本腰を入れて失踪者を防ごうと思っているのであれば、保証金等を合法化する。あるいは、保証金云々の項目を削除すべきです。

「安全云々を言うのであれば、外国人技能実習生を受け入れるな!」

確かに正論です。でも、人材が集まらない生産現場、生産性向上のためにお金を投資できない青息吐息の小零細企業の現状からして、どうしても受け入れてしまうんですよね。

外国人技能実習制度を即時廃止するのはほぼ不可能です。失踪者を防ぐことは日本の治安にも繋がります。制度を活かし続けるのであれば、監理団体、受入企業だけを縛るのではなく、失踪者である技能実習生本人たちを縛らなければなりません。

失踪者が減れば…
・日本の治安も良くなる
・失踪者に職業を斡旋する闇ブローカーも減る
・入管、警察の仕事が減る

警察も、「複数の失踪者あるいは不法滞在者が一箇所に居住している」と通報が入ったら、割りと早くガサ入れしてくれます。

行政の負担、国民の不安をなくすためにも、行政も本腰を入れて失踪防止策を検討してほしいです。


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