外国人実習生受け入れを赤裸々にっ!

外国人技能実習生の受入れで起こったトラブル、選抜方法、失踪、どんな監理をすればよいのか…すべて書きますっ!

実習生の管理

残業時間が少なくてキレ気味の中国人技能実習生

自分で採用しなかった実習生を管理するのは、ちょっと面倒です。
実は上司が一時期担当していた企業を引き継いだのですが、監理団体である我々の言うことを聞いてくれないので、ちょっぴりイラッとしています。

企業自体は問題もなく、実習生たちも実習1年目なのでおとなしかったのですが、最近賃金が低いと騒ぎ始めました。

時給820円と微妙なものの、当地の最低賃金は700円台半ばです。最賃よりもプラス50円で採用したいという社長。ただ、ここ3年ほど最低賃金がぐんぐん上がってきておりますので、やがてこの金額に追いついてしまうでしょう。

巡回時に実習生たちと面談すると、3人ほど偉く不機嫌でした。入国1年未満で何をここまでむくれているのか?聞いてみました。

1.残業時間が少ない
2.残業云々よりも時給そのものが低い

 

1.残業時間について

現場は確かに忙しく、人手不足の状態が続いております。この日はたまたま監査日でしたので、賃金台帳を拝見した所、先月は42時間残業をやっております。季節的に秋季、冬季に忙しくなるため今は残業時間を抑えております。これから特別条項にある繁忙期ということで、42時間以上80時間未満の残業が待ち構えております。

この旨を説明しましたが、10名中3名はDQNちゃんだったため一切聞き入れてもらえず。法律でこうなっている、ああなっている。外国人技能実習生だろうと日本人だろうと遵守すべき労基法は同じであることを伝えましたが、ますます激昂するのみ。

「俺たち3人は一番貧しいし、家で金が必要なんだ!今すぐ金がほしい!」

こちらもだんだん腹が立ってきましたが、管理現場なんてこんなもんです。取り敢えず彼らのガスを抜くことが先決。理不尽な要求でもひとまず聞きます。実家の話や夫婦共働きで奥さんも日本で技能実習中とのこと。身の上話を散々聞かされました。

 

2.時給を上げろよ!

彼らの知人、妻たちは日本でもっと稼いでいるようです。嘘か本当かはわかりませんけど、神妙な顔で話を聞きましたよ。この3人の手取りは14~15万円ほど。悪くはないですよね。夜勤もちょっとありますから、決して低くはない。

この3名はもうすぐ技能移行試験なのに、筆記試験の勉強を全くしておりません。他の7人は勉強していて、模擬試験の結果も合格レベルです。

対応:

まずは法律について説明しました。年6回は42時間/月以上できる。法律違反がバレてしまうと、そもそも君たちが在留できなくなってしまうことを伝えました。

「それでも良いから残業をやらせろ!」

しか言えないDQN。まだぶつくさ言っておりましたが、無視。

賃金についての説明。

  • 賃金は決して低くはない。
  • そもそも君たちはこの契約内容を知って申し込んで来たはず。

当然聞く耳を持ってくれません。
話を聞く態度がなっていないので、「座れ!」と大きな声で座らせました。

「態度なんて関係ない、日本語なんて関係ない。俺は金を稼ぎに来たんだ!」

と、吠えるDQNちゃんたち。あまりにも痛すぎてため息が出ましたが、こんなDQNちゃんでも実習生です。無下にはできません。そんな態度では現場からもクレームが来るのは時間の問題。現場ではなんとかなるだろうけれども、日本語が理解できないと、病気になった時、トラブルになった時にこまるのは自分である。日本語だって実習生の義務の一つ。現場での実習と同じくらい大事なものである。日本語を勉強しないのなら実習を放棄したのも同じである。

と、伝えましたが、反抗的な態度を取るのみ。

「賃金が上がらなければどうするのか?」

と、聞いたら賃金を上げろ!と言われましたw。こんな時給でやってられないので、あれば帰れと厳しく申し付けました。彼らが言うには、中国ならもっと稼げるそうですw言葉も通じる、仕事のプレッシャーも日本ほどではない、家族もいる、給与も高い。

「じゃあ、帰ってください。派遣機関には伝えておくから。賃金に不満があったら帰りなさい」

しばらく黙っていましたが、「賃金上げろ」と。見かねた他の実習生が彼らをなだめて終了。

これだけ反抗的な態度を取るのは、採用時にきちんと労働条件を伝えていなかったこと。企業側が「好きなだけ残業させてやる」と言っていたことです。例え企業がそう言っても、監理団体からは法律について説明し、賃金は最賃が上がらない限り上げない。この労働条件で納得し、絶対に文句を言わないように10回ほど念を入れ、誓約書を書かせなければなりません。

実習生とのトラブル回避術!外国人技能実習生と採用時に実習生活での約束事を決めておけ!

でも、上司はこれを一切やっていなかった…。
彼らに暴走をさせないためには、初動が肝心です。首根っこを掴まえられる時に、こちら側の条件を叩き込んでおかないと、後々わがままになっておかしな要求を突きつけてきます。初動で首根っこを抑えても暴れるんですから、掴んでおかなかったら、偉いことになりますがな。

企業にこの旨を伝えたら、

「そうか~時給上げてやるか」

…。

上げてくれるのはかまわないのですが、上げ方が問題なんですよね。彼らの要求を受け入れた形で上げてしまうと、中国人はますますエスカレートしていきます。どうなるのか…今後注意が必要です。

心理技術でセールスを制する!





スポンサーリンク



-実習生の管理